HiHiさんが大変Jets！4

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蒼弥サイド

瑞稀に呼ばれてたのに、声を荒げられるまで気付けなかった…。

てか、どうしよ…
左耳だけが痛くて、山の上にいる時みたいに詰まってて、音が全く聞こえない…。

やっぱ、お兄ちゃんたちに言うべきなのかな…？
でも、やっぱり心配は掛けたくない。

龍「蒼弥…？どうした！？」

蒼「えっ…？」
　「どうもしないけど？？」

龍「…じゃあ、何で…？」

蒼「えっ？何？？もう一回言って？？」

龍「…何で泣いてるの？？」

…えっ、俺、泣いてるの？？

…あっ、ほんとだ…頬を何かが伝ってる感じがする…

何でだよ…止まらない…

俺が自分が泣いてることを理解している間に、龍斗が瑞稀と涼を呼んだみたい。

涼「どうした！？」

瑞「蒼弥、マジでごめんな…！」
　「俺が怒鳴ったのがいけなかったよな…」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

…違うよ…多分。
いや、違う……

蒼「違うよ…？」

涼「じゃあ、どうしたの…？」

自分でも何で泣いてるのか分からない…

何で俺、泣いてるの…？？
どうしたら良いんだ…全然分からない…

優「…蒼弥？ただいま！」
　「どうした？？蒼弥が泣いてんの、マジ久しぶりに見たわw」

いつの間にか優斗が帰って来ていた。

涼「ゆっくり整理してからで良いから、兄ちゃんたちに教えてほしいな…」

優「蒼弥の気持ちが落ち着いたらで良いよ？」

優斗と涼がそう言いながら、背中を摩ってくれてる…
そして、瑞稀と龍斗も心配そうに見つめてる…

もう、打ち明けるしかないのかも…

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