お持ち帰り！？ ページ6
A「あっ、あの、日番谷隊長…」
日番谷「なんだ」
A「好きでもない女を運ぶなど、ご無理をなさらないでください…私は重いですしなにより日番谷隊長のご負担が…」
日番谷「お前わかってねぇだろ」
Aが全て言い切る前に日番谷は言葉を遮った。
A「え…？」
Aはなにがなんだかわからない、という顔をしている。その顔を見た日番谷は、ハァ、とため息を吐いた。
日番谷「お前、これを言わせようとするなんて悪い女だな…」
A「いっ、いえ！日番谷隊長を困らせようなんて気持ちはなく…」
日番谷「A」
A「ひゃ、ひゃい！！」
いきなり名前を呼ばれたもので、おもわず舌を噛んでしまった。
日番谷「好きだ。」
A「え…？」
突然のことにAは目を白黒させた。
A「今、なんとおっしゃいました？」
日番谷「ああもう！
俺はお前が好きだって言ってるんだ！
お前が入隊した頃からずっとずっと好きだった！！
お前への愛なら誰にも負けねぇ！
もちろん檜佐木にもな！
それからその隊長ってのやめろよ調子狂うだろ///」
そうやって次々と自分の内心を暴露していく日番谷の顔はみるみる赤くなっていった。そんな日番谷の顔をみたAも赤くなってしまった。
A「冬獅郎…わたしも…私も冬獅郎が好き…！！」
半泣きになりながらやっとの思いでAは思いを告げた。
ずっとずっと、言いたかった言葉。
一緒言えることはないと思っていた言葉。
思いを告げられることが、
こんなにも、
嬉しいなんて。
日番谷「馬鹿野郎…
そんなの気付いてたよ前からな」
A「えっ…？」
日番谷「隊長位を退いたお前にこの気持ちを伝えていいのかずっと悩んでた。
でも気づいたんだ。この気持ちを隠してるのはAにとっちゃ酷いことなんだって。
今日松本達が俺達を引き合わせてくれて良かったぜ」
A「冬獅郎のくせに生意気な〜！！」
日番谷「おれと付き合ってくれるか？」
A「馬鹿、当たり前でしょ」
日番谷「よーしじゃあ今夜はいっぱいお楽しみするぞ♡」
A「ままままって！！
まだ心の準備が…」
日番谷「そんなの俺には関係ねぇ。」
A「こ、このエロガキ〜！！！！」
ーその頃居酒屋ではー
松本「Aと隊長の付き合いに〜
かんぱ〜い！！！！」
酒豪達が騒いでいた。
〜檜佐木副隊長の幼なじみは日番谷隊長が好きらしい！完〜
次からはオマケのエ ロです！
そこそこのものなので地雷の方はここでブラウザバックお願いします
終わり
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作者名：奈南 | 作成日時：2020年4月17日 23時
