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15歳 ページ37

新橋演舞場の公演からは3人目の加入メンバー



ラウールくんも参加することになった。



年齢のこともあって、稽古の途中で帰ることも多々あった。



ただでさえ途中合流なのに、練習もまともにする時間がない。



それでも主演として、センターでやっていかなきゃならないプレッシャーと不安。



私が15歳の時はまだこんなに大きい仕事が無かったけれど、



ラウールくんのことを考えると胸をえぐられる思いだった。



ある日、早めに稽古場に来ると、ラウールくんが泣きながらばちを持って太鼓の練習をしていた。



『一人で泣かないで。私でよかったら話聞くよ。』



私に緊張しているのか何も話してはくれなかった。



『実は私もラウールくんと同じくらいの歳の時、初めてグループができたの。

最初は認めてもらうのに時間がかかった。でも頑張っているうちに認めてくれるようになるから。

だから、もしラウールくんが誰かに認めてもらえなくても、頑張っていれば必ずその努力は結ばれるよ!

お姉さんが保証する!!よし、一緒に練習しよ!』



そういうと彼は無邪気ニコッと笑って頷いた。



歌舞伎を通して加入メンバーやオリメンに関わるようになって、



彼らの仕事に対する熱い気持ちやたゆまぬ努力を近くで見てきて



心の底から彼らのデビューを応援できるようになった。



気がつけば9人のSnow Manのファンになっていた。



彼らは何かしてあげたい、応援したい、支えたい、



そう思わせる魅力が詰まってる。






滝沢歌舞伎を終えて、休む間もなく、Jr.祭りの稽古が始まった。



ユニットを組んでない私は呼ばれなくて当然だと思った。



なのに私は、8月8日の東京ドームで行うコンサートの稽古に来ている。



きっかけは、滝沢歌舞伎の打ち上げ。



座長のSnow Man9人と共に頑張ったJr.たちとの食事会。



最終日に見にきてくれていた、ジャニーさんとお兄ちゃんも参加することになった。



座席は何故か勝手に決められていて、私が座るテーブル席はお店の大きさの都合上、



みんなから少し離れた席だった。



そして同じテーブルには、ジャニーさん、お兄ちゃん、



岩本さん、深澤さん、そして私の5人だった。



何とも言えない空気感で少し緊張した。



遠くの方からワイワイガヤガヤと、楽しそうな声が聞こえてきた。


みんな楽しそうだな、私もあっちの席がよかったな、なんて思っていると、

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めんたらこ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!美紀さんも体調にはお気を付けくださいね。 (2022年9月30日 8時) (レス) id: ef042514ae (このIDを非表示/違反報告)
めんたらこ(プロフ) - スチームさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!これからも見てもらえるとありがたいです。宜しくお願いします! (2022年9月30日 8時) (レス) id: ef042514ae (このIDを非表示/違反報告)
スチーム(プロフ) - 最高に面白いです!更新頑張ってください! (2022年9月30日 2時) (レス) @page26 id: a80fea2a86 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいねあと気温差すごいので体調などにも気をつけましょう (2022年9月28日 14時) (レス) @page1 id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めんたらこ | 作成日時:2022年9月28日 3時

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