試練 ページ11
〜次の日〜
今日は補助なしで回る練習。
危ないと思ったら手を差し伸べるスタイルでやることになった。
最初の方は補助の手がないとできなかった。
もう一回。
もう一回。
もう一回。
佐久間「A!今誰も補助しなかったよ!できてる!できたじゃん!」
『え?ほんとですか?』
阿部「うん!誰も支えてなかったけどできてた!すごい!!」
『やったー!!!』
深澤「もう一回やってみ?」
ー クルっ トン ー
宮舘「完璧だね!」
『嬉しい!これで二人に認めてもらえる!!』
阿部「よかったね。A本当に頑張った。」
『みんなのおかげです。本当にありがとうございます!!
明日完璧なバク転ができるようにもう少し練習してきます!』
佐久間「程々にしなよ。」
みんながホッとして飲み物を飲もうと移動し始めた瞬間
ー バサッ ドサッ ガタン ー
Aの方に目を向けると左の手首を抑えてうずくまっていた。
深澤「大丈夫か!捻った?捻挫かな…」
宮舘「ごめん、安心して目を離してしまったから、こんなことに。」
阿部「俺も見てなかった。油断大敵なのに。」
佐久間「バク転披露は延期にしてもらおう。」
『ダメです。それだと言い訳になってしまいます。
何がなんでも明日成功させないと、二人には認めてもらえません。」
深澤「そう言ったて、その手じゃどうしようもないよ。」
『…バク宙。バク宙だと手を使わないでできるし、バク転よりもすごいことをしたら絶対にびっくりすると思うんです。
だって二人はバク転すらできないと思ってるんですよ。』
佐久間「そうだけど、その手首の状態でバク宙の練習なんてさせられないよ。」
『やらしてください。お願いです。』
今にも泣きそうな目で見つめられると反対できなかった。
宮舘「今度はAから絶対目を離さない。Aも誰か見てるところで練習して。それが守れるならやってもいいよ。」
『はい!よろしくお願いします。』
佐久間「手をつけないで回る感覚を身につけてほしい。」
もう一回。
もう一回。
そういい感じ、もう一回。
二人にお披露目するのは午後から。
午前中は4人に協力してもらって練習することになった。
手首のこともあって、少し過保護になった4人は手を差し伸べてばっかりで、Aが支えなしで回ることに不安になっていた。
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めんたらこ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!美紀さんも体調にはお気を付けくださいね。 (2022年9月30日 8時) (レス) id: ef042514ae (このIDを非表示/違反報告)
めんたらこ(プロフ) - スチームさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!これからも見てもらえるとありがたいです。宜しくお願いします! (2022年9月30日 8時) (レス) id: ef042514ae (このIDを非表示/違反報告)
スチーム(プロフ) - 最高に面白いです!更新頑張ってください! (2022年9月30日 2時) (レス) @page26 id: a80fea2a86 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいねあと気温差すごいので体調などにも気をつけましょう (2022年9月28日 14時) (レス) @page1 id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めんたらこ | 作成日時:2022年9月28日 3時