【42】デート？ ページ42
(マル)「おまｯ！
何て格好を!?」
そわそわと期待はしていたものの
反射的にガバｯとAの肩を掴むマルコ。
顔は真っ赤。
(マル)「お前らなあ...何してんだよい」
そう投げかけられたナース達の顔は、まだ、ニヤニヤ。
そして「Aちゃんっ」と言うと
Aは小さく息を吸い込んだ。
(マル)「...A？」
(貴)「...マルコ。
アナタの為におめかししたの。
私とデート、しよ？」
きゅるんと上目遣い。
彼女の綺麗な金髪がふわりと揺れた。
そしてぎゅっと彼の服の袖を掴んだ。
(マル)「ｯ___!?」
マルコの体温は一気に上昇！
大人の余裕はどこへやら。
愛しいAの突然のデレに驚きを隠せなかった。
「ふふっマルコ隊長固まってる」
「思った100倍はいい反応ね。高校生みたいだわ」
__先程、ナースがAにｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ...と
耳打ちしていたのはこの事だったのだ。
(マル)「喜んで誓います。」
(貴)「バーカバーカ！！」
マルコはギュｯとAの手を上から握る。
それを見たタメ口ナースは
「身長差エグイな
どうやってヤんの。あれ。」と言った。
(貴)「あー！！もういいでしょ！？
気済みましたよね！？もう着替えます！！
マルコさんも！！真に受けないでください！！」
「やー！だめよ！もったいない！！
折角だしその格好で本当にデートしてきなさいよ！」
(貴)「やですよ...ってｷﾞｬｱ！」
ぐいっとAを自分の方へ引き寄せるマルコ。
そしてナース達にぱちんとウィンクをした。
(マル)「あとで酒ぐらいは奢ってやるよい。
ありがとうな」
「どういたしまして。
じゃあ楽しむのよA！」
(貴)「ちょ、ちょっと！」
「わたし達は別でお買い物するから！
また船でね！A！」
そう言うとナースさん達はひらひらと
手を振って 反対方向へと歩き出した。
Aも慌てて追いかけようとするが
マルコがそれを許さない。
(マル)「どこ行くんだよい。
今からデートだろ？」
ニヤニヤといつもの薄ら笑みを浮かべるマルコ。
スルっと恋人繋ぎに手を変えた。
_もうマルコのターンだ。
(マル)「言質取ったからねぃ。
ほら、行くよい。」
(貴)「もう〜！！マルコさん！！」
マルコは再び彼女の足へ目を向ける。
(マル)「...エ_い格好しやがって。」
(貴)「！？！？
言った！！モロで言った！！最低ｯ！！」
(マル)「いてて 冗談だよい！ﾊﾊｯこら
叩くなよい
言い方間違えたな」「だいぶとな！！」
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かぜなつ(プロフ) - レナさん» ありがとうございます！！(涙)最近全然投稿できていないので頑張りたいです…笑 (1月16日 23時) (
レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 一気読みさせていただきました、とても面白いです！更新頑張って下さい！ (12月19日 1時) (レス) id: d1ab8e2fb7 (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - アポロさん» ありがとうございます！！(涙)頑張ります！！！！(涙)(涙) (6月20日 12時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ(プロフ) - 最高です！更新ずっと待ってます💕 (6月17日 11時) (レス) @page47 id: 1020372e9e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 麗葉さん» ｷﾞｬｰ!!ありがとうございます！！頑張ります！！ (5月15日 0時) (レス) @page42 id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2022年3月6日 20時
