【26】クソっ ページ26
(貴)「ま、まってまってまって！！！！」
Aは必死に身体を捩らせる。
その顔は赤面汗だく沸騰直前であった。
こ、これは本当にやばいいぃぃぃ...！
ま、マルコさん、たっ、勃ってる...！！
(マル)「あーｯクソっ。」
(貴)「それはこっちの台詞です！！！！」
__ポタｯ。とAの額にマルコの汗が滴り落ちる。
気が付くとマルコの顔も赤くなっており、
何がそうさせたのか、
マルコの 大人の余裕 は無くなっていた。
次第に遠慮がちだったマルコの体重も
逃げられないように重くのしかかり、
更に密着度が高くなる。
(貴)「マルコさん！！いっ、ひゃっ！
い、一旦 止まってください！！
これはダメですって！」
(マル)「分かってる、」
(貴)(分かってない！)
マルコがAの耳元で
「好きだ」と「殴れ」を言った_その瞬間、
____コンコンｯ。
「「！！」」
扉がノックされた。
二人はバｯと顔を上げる。
ドクン。ドクン。
(サッ)「マルコ〜。飯の時間だぞ〜！
かめんちゃんもいるだろ〜？
上手いの作ったから早く来いよ〜！」
ドクン。ドクン。
___サッチ。
彼の足音が次第に遠くなり、消えていく。
部屋には二人の荒い息遣いだけが聞こえている。
さっきまで騒がしかった空間が
一気に静まり返った。
二人は顔を見合わせる。
マルコはAの手から自分の手を離した。
じと...とお互いの汗が感じられた。
(貴)「...ﾊｧ...ﾊｱ...
ま、マルコさん」
__夕食の良い匂いが、
やっと二人を現実に戻した。
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かぜなつ(プロフ) - レナさん» ありがとうございます！！(涙)最近全然投稿できていないので頑張りたいです…笑 (1月16日 23時) (
レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 一気読みさせていただきました、とても面白いです！更新頑張って下さい！ (12月19日 1時) (レス) id: d1ab8e2fb7 (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - アポロさん» ありがとうございます！！(涙)頑張ります！！！！(涙)(涙) (6月20日 12時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ(プロフ) - 最高です！更新ずっと待ってます💕 (6月17日 11時) (レス) @page47 id: 1020372e9e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 麗葉さん» ｷﾞｬｰ!!ありがとうございます！！頑張ります！！ (5月15日 0時) (レス) @page42 id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2022年3月6日 20時
