【12】誰もそんな事頼んでないです ページ12
(貴)「誰もそんな事頼んでないです。
だから＿
...って何ですかその顔...」
ふと、マルコの顔を見ると
何だか少しにやけたような顔をしていた。
Aと同じように壁にもたれ、
腕組みをしている。
(貴)「...割と真面目な話してるんですけど」
(マル)「...いや、すまないよい。
...その何だ。
前も思ったんだが、
お前さん...ちいせぇよな」
(貴)「...は
何がですか？
胸ですか？
ぶっ飛ばしますよ。
コブラツイストかけますよ。」
(マル)「違ぇよい。
コブラツイストするお前はそれはそれで興味あるが。」
(貴)「...じゃあなんですか。
コブラツイストは止めてやってください。」
(マル)「ちいせぇってのは背丈の事だよい。
おれよりもだいぶ下だろ？」
(貴)「まー...だいぶどころか...
貴方と比べたら、ねぇ...？
私 ＿cmしかないですし。」
(マル)「...へぇ」
するとマルコはニヤリと笑った。
Aの全身を下から上へと舐めるように見る。
(マル)「＿...その身長だと、
ヤルときは苦労しそうだねぃ。」
＿ん？
(貴)「やるときってなん＿
え＿＿
っええ！？！？
い、いいい今何て言いましたあああ！？」
え！？え！？え！？！？
い、今なんて...！！？？
や、ヤルって...！？
ヤルってあれ...？？？
......わ、私とマルコさんがぁ！？
(マル)「耳、真っ赤だよい」
(貴)「ｿﾘｬｿｳﾃﾞｽﾖ-!!!!
なっ何言い出すんですか！？」
ｸｯｸｯ...と喉を鳴らしたマルコは、
眼下で耳を真っ赤にしているAの頬を撫でた。
バシｯとその手を払う。
なんて爆弾発言をするんだこの人は。
(マル)「っと、悪かったよい。
...まあ、でもそう思うのは当たり前だろ？
好きな女がずっと近くにいるんだ。
お前さんのこと抱きたいと思ってるよい。」
(貴)「！ ！ ！」
ｸﾞｸﾞｸﾞ...!!
更に顔を赤くするA。
(マル)「無理矢理も悪くはねぃが、
嫌な思いはさせたくないからなｧ
だからいつか絶対おれの事を好きって言わせるよい。
そのときは抱く。
お前さんへの愛をたっぷり注ぎ込んでやるよい」
口元に手を当てにやりと笑った。
ﾝｧ
ほ、本当にこの人は！！
一体何なんだ！！？？
そんな甘い声を出すな！！
(貴)「だ、だからっ！！
誰もそんな事頼んでないですってばぁ！！！！」
.
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かぜなつ(プロフ) - レナさん» ありがとうございます！！(涙)最近全然投稿できていないので頑張りたいです…笑 (1月16日 23時) (
レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 一気読みさせていただきました、とても面白いです！更新頑張って下さい！ (12月19日 1時) (レス) id: d1ab8e2fb7 (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - アポロさん» ありがとうございます！！(涙)頑張ります！！！！(涙)(涙) (6月20日 12時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ(プロフ) - 最高です！更新ずっと待ってます💕 (6月17日 11時) (レス) @page47 id: 1020372e9e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 麗葉さん» ｷﾞｬｰ!!ありがとうございます！！頑張ります！！ (5月15日 0時) (レス) @page42 id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2022年3月6日 20時
