【4】ヴァイオリン ページ4
(ロン)「へぇ〜おっどろき〜！
Aってばヴァイオリン弾けるんだ。」
ロンは両手いっぱいのパンをばくばくと頬張る。
ハーマイオニーは貴方ってばヴァイオリン知ってるのねと言った。
「それぐらい知ってるよ！！」とロン。
ハリー達と大食堂で朝食を取っていたA。
そして彼女の手には頬張りすぎて
ほんの少ししか残っていないパンがあった
(貴)「お父さんが好きでね〜！
ロンちょっと待って口から飛んでる」
(ハー)「まさに才色兼備ね！」
(貴)「え！？全然そんな事ないよ！？
それを言うならハーマイオニーだよ。」
__ﾄﾝｯと肘に教科書が当たり、
ばらばらと落ちてしまった。
(貴)「あっ」
Aは下に落ちた教科書を拾うために、
机の下を覗き込んだ。
「よいしょ」と教科書を拾い、顔を上げる。
すると職員席に座っている一人の男性と目が合った。
(貴) (えと...確か...ルーピン先生...だっけ。)
初めての授業で緊張している私にハリーが優しい先生だよと教えてくれたのを思い出す。
だが、何故かそのルーピン先生は目をまんまるくし、
固まっていた。
それが面白くてふふと笑ってしまう。
何であんな顔してるんだ。
とりあえず軽く頭を下げた。
そしてまたハリー達の方に振り返り、
会話を続けた。
(貴)「私ね、ヴァイオリン教室に通ってる時に
階段から落ちて頭を怪我した事あるんだけど、
頭から血が出てるのにも関わらずその場でヴァイオリンを弾き始めた事あるんだよ。」
(ロン)「教科書拾って帰ってきた人がチキン食べながら言う事じゃないよ」
(貴)「多分パニックになってたんだと思う。笑」
(ハリ)「笑って口に出す人初めて見た。」
ハリーは少しニヤつきながら言うと、
ふいに時計を見た。
(ハリ)「そろそろ授業の準備する？」
(ハー)「そうね、
一時間目は...ルーピン先生だわ！
一緒に行きましょうねA！」
(貴)「うん！」
(ロン)「えもう出血ヴァイオリンの話終わり？」
"ルーピン先生"と聞いてAは無意識に
職員席の方を見た。
そして小さく声を漏らす。
(貴)「_え？」
まだ、まだルーピンがこちらを見ているのだ。
な、何で...？
な、何か私変なとこでもある？？？
？マークを浮かべながらもAは前を向き直す。
(貴)「ね、寝癖ついてる？私。」
(ハー)「いいえ？」
...？？？
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husky(プロフ) - とってもおもしろかったです！続きはもう出ないのでしょうか、？ (4月28日 3時) (
レス) id: 3e396e653c (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - とても面白くて好きです！ (2022年9月13日 21時) (レス) id: 75df0a1d2c (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 蟲猫さん» わああありがとうございます！！(涙) (2022年9月6日 15時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
蟲猫 - とても、面白ろかったです。ルーピン先生が尊くって、読んでいて幸せです。(尊い)(* ´ ▽ ` *) (2022年8月27日 8時) (レス) @page11 id: 90785db29e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - タマロワさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！！！ (2022年8月5日 14時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2018年5月9日 22時
