車の中で ページ3
ひとらんらんside
Aくんはすごく美少年だった。
きっと髪も綺麗にすれば皆見惚れるんじゃないかな、帰ったらマンちゃんに相談してみよう。
新しい家族を連れて僕らは今、家へと向かっている。しんぺい兄さんの車は酔わない。すごく静かで、安心する。
「あ、あの.....」
細いAくんの声が車内に響いた。
pe「なあに、どうしたの。Aくん。」
「ぼ...僕でよかったんですか。僕を引き取ってよかったんですか。」
申し訳ないように、それでも頑張ってAくんはしゃべった。
「僕は....一緒にいると不幸になるのに。」
pe 「不幸？」
「はい...」
pe「んーとね、うちの家って不幸なんてはね除けれるようなやつたくさんいるから。大丈夫。」
..確かに兄さんの中にも弟の中にもそんなのがいる。お化けの一つも感じないもんな。
em「...それに、あなたが不幸を呼ぶかどうかなんて、後に分かりますよ。私は今、Aくんと会えて幸せですから。」
そうやってエミ兄さんは微笑んだ。彼は本当に優しい人だ。
「そ、そうですか....」
それっきりAくんは黙ってしまった。
いつか話してほしい。そう思う理由を。たとえ今は無理だとしても、ゆっくり家族になっていきたい。
pe「さあ着いたよ。ここが君が住むお家。」
A「え....!?おっきい.....」
ま、そりゃ14人(今日から15人)住んでるもんな...
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動かない点P - 幸せ過ぎて感動です…！素敵な小説ありがとうございますｯ꒰ঌ(っ˘꒳˘ｃ)໒꒱ (6月3日 12時) (
レス) @page8 id: 0a778e8a17 (このIDを非表示/違反報告)
黒井 屑(プロフ) - この作品が好きです。あと小指大事にして下さい。 (2019年10月13日 0時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
ひろろ(プロフ) - すこさん» ああありがとうございます!!これからも夢主くんと我々一家の物語をどうか見守ってあげてください!!!て (2019年10月8日 7時) (レス) id: 2e873bc567 (このIDを非表示/違反報告)
ひろろ(プロフ) - ロアさん» か、神作品だなんて恐れ多い!!コメントありがとうございます!! (2019年10月8日 7時) (レス) id: 2e873bc567 (このIDを非表示/違反報告)
すこ - 幸せな家族すぎてじわっときましたほんわか小説良き (2019年10月8日 0時) (レス) id: 73c5ecbfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろろ | 作成日時：2019年9月28日 21時
