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ーAside
そして翌朝、7時30分。
案の定、広臣さんは起きなかった。
…まぁ、大体予想はしていたけれども。
A「広臣さん、起きて。」
広臣「んー…。」
A「起きてってば。
もう7時半だよ!」
広臣「んー…。」
A「…。」
広臣「ぐっ!?」
私は広臣さんの身体を思い切り叩いた。
A「起きてってば!」
広臣「…んだよ…。」
A「んだよじゃない!
7時半過ぎたってば、昨日起きる時間言ったの広臣さんでしょ!?」
広臣「…ん、分かった起きる、起きるから。」
A「とか言ってて起きないの知ってるんだよ!」
そう言うと、広臣さんは上半身を起こした。
いつもより鋭い目付きで私の顔を見、またベッドに倒れ込む。
A「ちょっと!」
広臣「…ちっ。」
…うん、今舌打ちしたよね。
…あとで覚えとけよ。
私がそんなことを思っているとは知らない広臣さんは今度こそ起き上がった。
広臣「…はよ。」
A「おはよ。」
広臣「…今何時?」
A「7時45分。」
広臣「げっ、あと15分でマネージャー来るじゃん。」
A「はぁ?」
…本当に何やってんだか。
その後、急いで顔を洗って着替えた広臣さんと共に、私は家まで迎えに来てくれたマネージャーさんの車に飛び乗った。
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news8190(プロフ) - 大丈夫ですよ! (2021年1月12日 11時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - news8190さん» お待たせしました!短くてすみません (2021年1月12日 11時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
news8190(プロフ) - わかりました! (2021年1月5日 16時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - news8190さん» ありがとうございます、もう少しだけ待っててください (2021年1月5日 15時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
news8190(プロフ) - いえいえこちらこそすいません!読んだら続きが気になってしまいまして!楽しみに待っています〜 (2021年1月2日 20時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:直実 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時:2020年1月19日 14時