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隣に座る勝己に私は悩みを全て話した
『勝己…ありがとうね』
はぁ…と重たいため息が隣から聞こえ、ビクリと体を震わせる
目尻が熱くなり、零れる涙を拭う
勝手に自分で話して置いて、
自分で感情的になって涙を流す自分が情けなくなる
ばすんっと音を立てて勝己は私の頭に手を置いた
爆豪「……俺の前で泣くんじゃねぇよ。
あのスノードールが、俺の前で泣くな」
『…ごめん』
その言葉が勝己には重かったのかもしれない
私にとっては、とてつもなく重かった
駅に着いて、私は勝己にお礼をしてから家路に帰る
…ママ…パパ……私どうすればいいのかな
ママのことを世間に公開させてしまえば、きっとママは……
氷鬼族を狙う人達に捕まっちゃうだろう
勿論その他にも、氷鬼をバケモノと見る人達からも
追放される事だって考えられる
家に着き、いつも誰もいない玄関に足を踏み入れる
『……ママ??』
2階から足音が聞こえる
前にもこんなことあった気が………でも今回は家の鍵かかってたし……!
階段を駆け下りてくる足音の張本人を見て私は驚愕した
『……お、お兄ちゃん!?』
薄い水色の髪の毛を掻き上げる癖
背丈が数年前にあった時とは比べ物にならない
私の9歳年上で、随分昔から海外の冬山で修行していたあの兄が…
「やぁA。ママには及ばないが、少し美人になったね
お兄ちゃんは嬉しい。個性の成長はどうかな??」
余裕のある声音で、真っ直ぐ目を見て話さない瞳
『おかえりなさい』
なぜこのタイミングで帰ってきた!?
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赤憑 和(プロフ) - 鈴木美妃さん» はい!ありがとうございます!!! (2018年5月9日 7時) (
レス) id: 056236401c (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - 赤憑 和さん» はい。更新楽しみに待ってます。 (2018年5月8日 20時) (レス) id: 119e7f6cac (このIDを非表示/違反報告)
赤憑 和(プロフ) - 鈴木美妃さん» ありがとうございます!ヒロアカの沼にハマってしまってw頑張って更新進めていきますので、これからも宜しくお願いします (2018年5月8日 20時) (レス) id: 056236401c (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - ファンになりました。早く続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます。頑張って下さい。応援します。 (2018年5月8日 9時) (レス) id: 119e7f6cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤憑 和 | 作成日時：2018年5月6日 15時
