今日:24 hit、昨日:41 hit、合計:58,838 hit
小｜中｜大
雅の夢~番外編~1 ページ31
智 ん？
翔 おう！
A 雅のことなんだけどさ……
智 まさ？
A そうなの！
翔 なんかあっのか？
A なんかあったって程ではないけど…
お昼寝しててそれを起こしに
行った時にね
『嫌だ削らないで！』とかって
言ってたから思わず気になって…
智 ねぇ…それほんと？
ホントならオイラ聞いたことあるよ！
でも、そうとう昔の話ね……
A 嘘行ってどうすんのさ！
翔 でもさいつ聞いたの？詳しく教えて？
智 うん。オイラも雅も小さい時の話…
雅が治療されるたびに言ってたの…
医院にいる人全員に聞こえるくらい声で
叫んでた…
翔 そうか…雅がね…
智 そういえばさ翔さ。
そんな雅に向かってなんて言った？
翔 ……。
智 ねぇ。翔…。翔は20歳を超えた大人なの。
だから、どれだけ虫歯になっても
放置しても大人だからわかると思ってるし
どうしようもないけどさ。
それに、みんなの歯を守る立派な歯科医師
になったんじゃなかったの？ねぇ？
雅とか和とか潤はさ子供なの…
だから、オイラたちが守ってあげなきゃ
いけないし、お手本になってあげなきゃ
いけないんだよ？それなのに……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和菜 | 作成日時：2015年9月12日 17時
