物間くんの妹｡ (ページ5)

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ガラッ

「！ああAさんおは…ええええ？？！！」

私は猫を連れて学校に行った

先生に驚かれた

まあ当然か

その後猫は保護されたらしい

『…よかった』

「Aさん､このノート杷木くんに渡して?」

『え、あ､うん…』

あ､よく絡んでくる人(と同時に文句言ってくる人)

『(あんまり関わりたくない…)』

「Aさん！！」

『！ごめん｡』

「早くしてよね｡トロいんだから｡」

『…貴方に言われたくない｡』

「はあ？何あんた！ムカつく！！」

『？なんで勝手に苛ついてるの?』

「あんたのせいに決まってるでしょ！！！」

『別に何もしてない｡貴方結構頭弱いんだ｡よくトロいなんて言える…』

「ああもおいい！！！」

『…急に逃げるって、案外弱腰｡控えめに言ってダサい。』

「ッぃぃぃい！！！！！！」

ちょっと色々言っちゃったけどなんで逃げるのだろう？変な人

『(あっ居た。)』

『…はい､ノートどう―――

「うえっ！！」

「物間だ？！」

「真似されるぞ！！」

「逃げろーー！！！」

え？

『…いやどうでもいいからさっさっとノート受けとって？してないのに勝手に真似されるって自意識過剰すぎで面倒臭い｡』

「な…

なんだとー！」

「モノマネやろうのくせに！！」

「"ヒーロー"になれないくせにー！！！」

『…今関係ないでしょ。論点変えてマウント取るなんて愚図｡』

まあこんな感じで友達は居ない
まあいいの

だって

ヒーロー目指したいやつが

自分より小さい人に力(個性)でねじ伏せて優劣を図ろうとするなんて

最低

そんな人と

縁すらも作りたくないから。