Girl 30 ページ32
太陽の光で目が覚めた。
いよいよ 今日から2学期がスタートする。
紫今日から学校やろ?頑張ってな。
たった1文。
それだけなのに心はすごく温かくなった。
離れていても私たち3人の関係は変わらない。
でも 紫耀ちゃんが帰ってこないだけで
廉の作る料理の量も減ったし
洗濯物だって少なくなった。
紫耀ちゃん1人いないだけで全然違うの。
負担が減って少しは楽になったはずなのに
いつも溢れていた洗濯カゴが溢れていないと
なんだか悲しくなるのは
それ程 紫耀ちゃんの存在が大きかったから。
それに最近 廉も帰ってくるのが遅い。
きっと遅くまで部活をやってるんだと思う。
廉は昔から何かあると1人でサッカーをしていた。
そして気持ちの整理がついたら
" 遅くなってごめん " って帰ってくる。
でも私は廉がなにに悩んでるのか全然分からない。
廉は私を頼ってくれないから。
でもきっと 絶対 紫耀ちゃんが関係している。
だから私は1人で紫耀ちゃんに会いに行く。
紫耀ちゃんが好きだからじゃない
.
.
.
A今日 机の引き出し開けてみる。
必要なんだ。
.
.
.
.
今の廉には紫耀ちゃんが________
332人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もちみいる | 作成日時:2017年8月6日 3時