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Girl 2 ページ3
私の母親は 私の幼稚園の卒園式の日
来る途中に交通事故で亡くなった
あの日は 大雪だった
あれから私は雪が嫌いで
でも 紫耀ちゃんと廉が そんな私を変えようと
冬の日も おばあちゃんの家に引き取られた私を
毎日 外へ連れ出した
そのおかげで今ではもう雪に抵抗は無くなっている
さすがに大雪の日は、少し怖いんだけど
でも 今度は おばあちゃんが病気で亡くなって
住むところが無くなった私は
紫耀ちゃんの家に引き取られた
紫耀ちゃんママと私の母親は親友だったらしい
でもいつまでもお世話になる訳にはいかなくて
中学生になったら紫耀ちゃんのおばあちゃんの
使ってないお家に 紫耀ちゃんと廉と
３人で住むことになった。
元々 私に 父親はいなくて お母さんは私を産む前
からずっと 女手一つで育ててくれた。
でも それも言ってしまえば幼稚園までの記憶で
ろくな思い出は片手で数えられる程度。
だから私は ずっと寂しかった。
街で仲のいい親子を見る度に胸が痛んで
そんな私をみた 紫耀ちゃんと廉が
幼いながらにずっと一緒にいてくれていて
何年もの月日を経て
私達は 中学3年生になった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aさんのおばあちゃんを関東人にするため
その影響でAさんも標準語になります
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作者名：もちみいる | 作成日時：2017年8月6日 3時
