42話 事件は誤解へと走る… ページ47
A「貴方の作戦なんですから……!」
(太宰)「お化け……くくっ……」
A「中島さん、撃っていいですよ」
(太宰)「ちょ、待ってAちゃん」
A「冗談はここ迄にして」
太宰さんの前に出る
A「撃ちたかったらどうぞ」
(カオリ)「っ……」
A「僕の過去を知ってどう思いました?怖いですか?惨めですか?」
(カオリ)「貴方に羨ましさを感じました」
A「は……?」
(カオリ)「過去に興味はありません、今です」
(カオリ)「皆からに囲まれて幸せそうな顔していて……敦も貴方のことを話す時は嬉しそうな顔で話していて」
(カオリ)「……」ギリッ
(カオリ)「努力もしてない貴方とは違う!」
パァンッ!!
(芥川)「羅生門!」
A「!」
(太宰)「芥川君?」
(カオリ)「なん……で?」
(菅谷)「何だ?」
(前原)「ん?」
(芥川)「僕、約束は守る」
A「……!」
「何かあったら僕を助けてよ」
A「あ……もしかしてあの約束?」
(芥川)「ゴホッゴホッ……」
A「いやぁ、覚えていてくれたのか〜、僕は忘れてたけど」
(カオリ)「うぅ……」
A「中島さん、貴方、矛盾してるね」
(カオリ)「……」
A「努力してなかったら今頃、化け物扱いされてるよ」
中島さんに歩み寄り、両手で顔を上げる
(カオリ)「っ……!」
A「僕の目は、赤いんだ」
A「髪は、完璧な白にも黒にもなれなかった灰白色でね」
A「貴方は醜くない」
(カオリ)「何故……そう云えるの?」
A「え?だって、髪は真っ黒で艶があって顔は整ってるし、目もビー玉みたいに透き通った目でスタイルもいいし……」
A「羨ましい」
ははっ、と笑う
A「之を聞いても撃ちたければ、撃てばいい」
A「どう?考え直してくれた?」
(カオリ)「うん……」
(カオリ)「でも、之は命令で」
A「はー……渡辺かな〜」
(カオリ)「え?」
A「正解?」
(カオリ)「あ、う、うん……」
(太宰)「羨ましいぞぉ?渡辺君にもモテてるなんて〜」
A「ヤンデレ化してますよもう……」
(カオリ)「そう云えば……太宰先生と新美さんは……」
(カオリ)「付き合ってるんですか……?」
A「……」
(太宰)「そうなのだよ〜、Aちゃんは、私の恋人で……」
A「何勝手に話進めてるの!?この莫迦太宰!嘘つくのはやめなさい!」
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……To be continued
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柊(プロフ) - みかげさん» コメントありがとうございます!そうですね、自分も皆様も楽しめる小説を書いていきます(´∀`) (2018年9月4日 13時) (レス) id: 8a9859163f (このIDを非表示/違反報告)
みかげ - 私も作者さんが楽しんで書いた小説の方が皆さん楽しく読めると思いますよ!! (2018年9月4日 9時) (レス) id: 9a6b1a518e (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - わっち(元あんぱん)さん» ですが、決して全て自分で作りたくないというわけではございません。あまり説得力がありませんが...ご理解頂けたらなと思います。長文失礼しました(^_^;) (2018年8月2日 9時) (レス) id: 8a9859163f (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - わっち(元あんぱん)さん» すみません(>_<;)しっかり注意していただきありがとうございます。やっぱり自分で作った方が良いですよね(^_^;)僕はネタバレも恐ろしいですが精一杯自分で頑張ります (2018年8月2日 9時) (レス) id: 8a9859163f (このIDを非表示/違反報告)
わっち(元あんぱん) - 私は希望しませんし、柊さんが優しいからといって、無理にリクエストを押し付けるのは良くないです!自分で作ってください! (2018年8月2日 1時) (レス) id: 0d20ddbd04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 | 作成日時:2018年7月11日 19時