【文スト×暗殺教室】これは仕事

18話 悟る ページ21

(太宰)「善く生きてたね」

コーヒー牛乳を飲みながら云う

(渡辺)「簡単に死ぬわけなかろう」

(太宰)「3分の1は居なくなったんじゃなかったー？」

(渡辺)「ぐっ……」

A「治療班が集中攻撃されていたから」

A「まあ、終わったことだしいいんだけどね、うん」ｹﾛｯ

(太宰)「3分の1程度で善かったじゃないか」

(渡辺)「貴様……！！」

A「うわぁぁ、ここで暴れるな！」

(芥･敦)「……」←話についていけない+状況を把握出来ていない

A「渡辺ー」

(渡辺)「はい！」

A「渡辺は僕を探していただけ？」

(渡辺)「いえ、今は、首領の代わりをしています」

A「へぇ」

(渡辺)「首領を連れ戻してまた……」

A「戻りません」

(渡辺)「な、何故ですか！？」

(太宰)「今は、私もAちゃんも探偵をやっていてね」

(渡辺)「は？」

(太宰)「だから、こんなにも仲が善いのだよ〜！」

A「善くないだろ」

(渡辺)「問答無用」

A「へ？」

(渡辺)「その探偵社ごと、潰してやる」

A「はぁ……」

ｽｯ

A「やってみろ、お前では一人も殺せないだろうよ」

渡辺の隣に行き、ボソリと呟く

A「一旦戻ってよ、僕から会いに行くからさ」

(渡辺)「本当……ですか？」

A「標的には嘘をつくけど、大切な人には嘘をつかないよ」

(渡辺)「……」

A「僕は、今任務中だ」

A「また今度ゆっくりじっくり話そう」

(渡辺)「判りました。首領が仰るのならば……」

(太宰)「いい子だねー」

A「其方の(元)部下もいい子だろうに」

(芥川)「！」←悟った僕君

(渡辺)「では、また」

(渡辺)「行くぞ」

5.6人が隠れて聞いていたのだろう、渡辺に続いて去っていく

見えなくなったのを確認し、ふぅ、と溜息をつく

(カルマ)「いや〜凄いね、流石おばさん！」

A「おばさんんん……」ｼｸｼｸ

(敦)「大丈夫ですよ、僕もおじさんになりますし……」ﾎﾞｿｯ

A「何か……ごめんね」

(芥川)「厄介な部下だ」

A「厄介と云うより、心配性なんだよね」

(太宰)「Aちゃんに従順だし……そりゃ、厄介だよ」

(カルマ)「俺が手出したら怒るかな〜」

(芥川)「手も出せぬな」

(芥川)「妖狐だぞ」

(カルマ)「嗚呼……」

A「ねえ、何で悟ってんの？ねえ、一寸」

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……To be continued

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