18 ページ19
それからの撮影もトントン拍子に進んだ。
なんというか、冷という人間が私に乗り移ったみたいな感じでセリフがすらすら出てくる。
平野っちもものすごく強烈な演技してるよね、言っちゃえばドSみたいな。
素でもそんななの?
いや怒られるか。
そして今日は大きな収穫がありました。
浜辺美波ちゃんと友達になれたこと!
美波ちゃんは人見知りみたいなんだけど、私がグイグイ行ったら打ち解けてくれた。
私の方が年上だけど、知名度と大人っぽさで言ったら完全に負けてるよねこれ。
美波ちゃんはとても素直で優しい子、
年下とは思えないくらい気も利くし。
見習った方がいいな。
横浜流星さんともお話できたら…とは思ったんだけど、平野っちが永遠と隣でしゃべってるからほぼ不可能。
あの二人仲良いのか。
そしてそこから思考が回り続けて出た謎の結論、
「美波ちゃん、女子会しない?」
「いいですね!」
ということで緊急開催しました水沢プレゼンツ女子会。
「あの、Aさんって呼んでもいいですか?」
「もちろん!なんなら呼び捨てでも!」
「呼び捨てはごめんなさい…」
名前呼びしてもらえるようにもなった。
女子会という名のお泊まり会の感想は、
…美波ちゃんってほんといい子だよね。
261人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞 x他1人 | 作成日時:2020年8月11日 0時