惚れ魔した！(名前)ちゃん！2！！【魔入間】 (ページ35)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:6,092 hit

70 ページ35

〜魔苦針ドーム〜

〜ライブ終了後〜

A｢これが、アクドルか〜！なんだか楽しかったなぁ！｣

入間｢そうだね！じゃあ、バラキさんにお礼を言って帰ろっか。｣

そう言って僕らは出口に向かおうとすると、後ろから誰かが声をかけた。

｢あの、入間様と、A様でしょうか？｣

A＆入間｢｢？？はい。そうですが。｣｣

すると僕と入間くんに2枚のチケットが差し出された。

｢｢おめでとうございまーす！｣｣

VIPのチケットだ。

A｢ええ！？僕らだけ！？｣

そして、スタッフさんに連れられてくろむちゃんの控え室へと向かった。

〜くろむちゃん控え室〜

入間｢、、、てことがありまして、みんなでライブ見せてもらったんです。その上、まさかくろむさんとライブ後におしゃべりできるチケットも当たるなんて、、、！｣

くろむ｢こ、幸運な方なんですね！｣

A｢僕もびっくりしたよ！ボディチェック5回もされたの初めて！｣

くろむ｢まあ、それはそれは！｣

なんか、くろむちゃんの表情が暗い、、、？

すると、どこから現れたのか氷が入間くんと僕のジュースを凍らせた。

そして部屋の中に冷気がこもり始め、吹雪まで吹き始めた。

A｢さ、寒い、、、｣

くろむ｢あ、あえ、あえっと、空調が壊れてるんです！｣

入間｢そそそ、そうなんですか？｣

入間くんは震え声で言った。

僕はすぐに毛布を魔法で出して、入間くんに被せた。

入間｢あ、ありがとう、、、Aさんは？寒くないの？｣

A｢ん？ああ、僕は、体の中の血液を早く循環させてすぐに体をあっためたから！｣

入間｢そ、そうなんだ、、、すごいね、、、｣

A｢えっと、くろむちゃんは、学生とアクドルを両立してるんだよね。｣

くろむ｢え、ええ。｣

A｢すごい！お仕事大変なのに、こんなに頑張って！僕だったら倒れちゃう！｣

くろむ｢そ、そうですね。｣

するとくろむちゃんは手帳を取りだして、内容を読み上げながら僕らに見せてくれた。

入間｢そんなに！？すごい！目が回りそう！｣

くろむ｢でしょう？これがプロの、、、｣

入間｢学校にも行ってるのに。｣

くろむちゃんはその言葉を聞くと、すぐさま手帳を取り上げ、
｢大したことは書いてませんけどー！｣
と言った。

手帳を見た僕は確信した。
ああ、これ、

ケロリちゃんだ。ってね。