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29.100倍の元気 ページ29
ライブ中はもう…
なんていうか、とにかく凄かった
きっと5人は私たちのことに気づいてて。
ウインクとか手振ってくれたりとか
いろいろしてくれた
美咲に教えてもらったおかげで
なんとかついてくことはできた
たぶんだけど(笑)
美咲「あーー！楽しかった！｣
A「凄いんだねぇ、ジャニーズって｣
美咲「でしょう！？ちょっとここで待とうか。雅達も色々あると思うし｣
A「うん｣
ぎりぎりまで
ここで座って待つことに
美咲「なんかさぁ？｣
A「ん？｣
美咲「私ね、ライブに行くのは好きだけど毎回ちょっと複雑なんだ｣
A「なにが？｣
美咲「だって私、一応雅の彼女やらせてもらってるじゃん？ていうことは周りにいる雅のグッズ持ってる女の人達みーんなライバルなんだよ(笑)｣
A「確かに、(笑)｣
美咲「私より可愛い子とかいっぱいいるしさぁ、なんでこんな大勢の中で私なんだろって毎回思う｣
A「むしろこんなにファンの人がいる中で自分が選ばれたって喜べばいいんじゃない？｣
美咲「ポジティブだなー(笑)｣
A「相葉くんは美咲が良かったんでしょ？それだけで十分理由になってると思うけどなぁ｣
美咲「そうかな｣
A「うん｣
美咲「…そっか、そーだよね(笑)｣
A「元気出た？｣
美咲「うん100倍｣
A「あははっ｣
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作者名：ぴぃ | 作成日時：2019年1月14日 21時
