13人のヴァンパイア

006 ページ7

みんなは、昼は寝て夜はおきる

ヴァンパイアだから、そーなっちゃうよね

でもさ、私は、昼起きて夜寝る派なの

ほぼ、睡眠時間ないじゃん！

いまは、夏休みだから、学校はいかなかて大丈夫だけどさ、、、

WZ「おい。飯作れよ」

夜中の12時に起こされご飯を作らされる。

もお慣れたけどね





そんなこんなで、私は結構限界に近づいてきた

それと、同時にみんなとの心の距離も近づいた。



ある時、私は思い切ってヴァンパイアについて、ジフンに聞いてみた。

私「ねえジフン。ヴァンパイアって血とか必要ないの？」

WZ「あ？そりゃ必要だよ。当たり前だろ。」

私「だって、みんな普通のひとみたいに生活できてるじゃん！」

WZ「トマトジュースと、鉄分のタブレットがあるから、いまは、大丈夫だけど、なくなったら、何するかわかんないよ。でも、おれトマトジュース嫌いだから、みんなより飢えは大きいと思う。」

私「ふーん。大変なんだね。私のでよかったら、ちょっとくらいは分けてあげてもいいけどね。(^ ^)」

冗談半分で、そんなことをいってしまった。

すると、ジフンの表情が一転し

睨むような目で私に近づいてくる。

そして、私の後ろに回り込むと

私の頭と、体を抱きしめ、

私の首筋なぞるように舐める

WZ「おまえ、わかってないだろ。ヴァンパイアの飢えはな、ほんとに何するかわからないんだぞ。」

私の心臓は飛び出そうなほどドキドキ言っている。

WZ「ほんとに。おまえがそうやってゆーと、我慢できるか不安になんだよ。」

はぁっと、ため息をつき、ジフンは自分の部屋の方にいってしまった。

007→←005

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す