検索窓
今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:63,426 hit

file0-savedata1-Prolog ページ2

ねむっ

秋の中途半端な寒さに、ブルりと身体を震わす。

寒さと、眠さがごちゃごちゃになり不思議な感覚に陥る。

今私は、学校に行くために友達を待っているが、朝に弱い友達は全然来ない。

約束の時間くらい守れよ

心の中で悪態をつきながらも待ってやってる私はかなり優しいと思う。

もっと、褒められてもいいと思う。

そんなことを考えていると、とんとんと肩を叩かれた。

友「おはよ!ごめんね〜いつも待たせちゃって」

大して反省してなさそうだななんて思ったが、おはよと返しといた。

友「なになに〜?めっちゃ、冷たいじゃん!怒っちゃった?怒っちゃったのか??」

そう言いながら、私の頬をつついてくる。

「いや、別に。」

そんな、無神経な発言にイライラしながら、先に歩き出す。

友「あ、待ってよー!もう!そんな態度取るなら、もういいもん!」

ふくれっ面になりながら、そういう友達になに?教えてよと返すと、さっきまでの態度が嘘のように目がキラキラと輝きだし、何かを押し付けてきた。

その何かを見てみると、ゲームのディスクケースのようだった。

表紙には、RPGの主役は我々だ!というタイトルとともに、14人の軍服を着た男の人達が描かれていた。
乙女ゲームっぽい表示してんな。

「なに?」

一応確認で聞いてみる。

友「ふふーん!聞いて驚け!RPGだよ!!」

「いや、それは見れば分かるけど…」

そりゃ、でかでかとRPGと書かれていたら何となく察しは着く。私が言いたいのはそういう事ではなく、これをどうしろということなのだ。

友「もー!どういうこと!」

ついに、友達の小さい脳みそがパンクしたのか、大きい声で問い詰められる。

「だから、これをどうしろと?」

友「へ?」

友達が今世紀稀に見る間抜けな声を出す。すると、キョトンとして口を開く。

友「あれ?要件…言ってなかったっけ?」

「うん。言われてないね。」

そう言うと、焦ったような顔をした。
表情がコロコロ変わるななんてことを考えながら、友達にどうすればいいのかを聞く。

すると、今度はニコニコしだしまた私にゲームのケースを手渡した。

友「よくぞ聞いてくれた!」

「は、はぁ…」

テンション高いななんて思いながら友達の言葉を待つ。









友「Aにこのゲームプレイして欲しいんだ!」




文字数…

file0-savedata2-Prolog2→←status



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (136 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
333人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

茶々の間(プロフ) - らいさん» まだ、秘密です☆ (2021年4月6日 12時) (レス) id: 1eb093ced4 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 最後の少女ほゲームかしたともどちかな? (2021年4月6日 12時) (レス) id: 8c6028ae84 (このIDを非表示/違反報告)
茶々の間(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!! (2021年3月4日 16時) (レス) id: 1eb093ced4 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 凄くすきです(?)頑張って下さい!応援してます!! (2021年3月4日 0時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
茶々の間(プロフ) - しずくさん» うわぁぁぁぁぁ!!((訳:ありがとうございます!! (2021年1月19日 17時) (レス) id: 1eb093ced4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茶々の間 | 作成日時:2021年1月17日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。