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ねむっ
秋の中途半端な寒さに、ブルりと身体を震わす。
寒さと、眠さがごちゃごちゃになり不思議な感覚に陥る。
今私は、学校に行くために友達を待っているが、朝に弱い友達は全然来ない。
約束の時間くらい守れよ
心の中で悪態をつきながらも待ってやってる私はかなり優しいと思う。
もっと、褒められてもいいと思う。
そんなことを考えていると、とんとんと肩を叩かれた。
友「おはよ!ごめんね〜いつも待たせちゃって」
大して反省してなさそうだななんて思ったが、おはよと返しといた。
友「なになに〜?めっちゃ、冷たいじゃん!怒っちゃった?怒っちゃったのか??」
そう言いながら、私の頬をつついてくる。
「いや、別に。」
そんな、無神経な発言にイライラしながら、先に歩き出す。
友「あ、待ってよー!もう!そんな態度取るなら、もういいもん!」
ふくれっ面になりながら、そういう友達になに?教えてよと返すと、さっきまでの態度が嘘のように目がキラキラと輝きだし、何かを押し付けてきた。
その何かを見てみると、ゲームのディスクケースのようだった。
表紙には、RPGの主役は我々だ!というタイトルとともに、14人の軍服を着た男の人達が描かれていた。
乙女ゲームっぽい表示してんな。
「なに?」
一応確認で聞いてみる。
友「ふふーん!聞いて驚け!RPGだよ!!」
「いや、それは見れば分かるけど…」
そりゃ、でかでかとRPGと書かれていたら何となく察しは着く。私が言いたいのはそういう事ではなく、これをどうしろということなのだ。
友「もー!どういうこと!」
ついに、友達の小さい脳みそがパンクしたのか、大きい声で問い詰められる。
「だから、これをどうしろと?」
友「へ?」
友達が今世紀稀に見る間抜けな声を出す。すると、キョトンとして口を開く。
友「あれ?要件…言ってなかったっけ?」
「うん。言われてないね。」
そう言うと、焦ったような顔をした。
表情がコロコロ変わるななんてことを考えながら、友達にどうすればいいのかを聞く。
すると、今度はニコニコしだしまた私にゲームのケースを手渡した。
友「よくぞ聞いてくれた!」
「は、はぁ…」
テンション高いななんて思いながら友達の言葉を待つ。
友「Aにこのゲームプレイして欲しいんだ!」
文字数…
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茶々の間(プロフ) - らいさん» まだ、秘密です☆ (2021年4月6日 12時) (レス) id: 1eb093ced4 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 最後の少女ほゲームかしたともどちかな? (2021年4月6日 12時) (レス) id: 8c6028ae84 (このIDを非表示/違反報告)
茶々の間(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!! (2021年3月4日 16時) (レス) id: 1eb093ced4 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 凄くすきです(?)頑張って下さい!応援してます!! (2021年3月4日 0時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
茶々の間(プロフ) - しずくさん» うわぁぁぁぁぁ!!((訳:ありがとうございます!! (2021年1月19日 17時) (レス) id: 1eb093ced4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々の間 | 作成日時:2021年1月17日 10時