【d!】RPGかと思ったら乙女ゲームだった (ページ9)

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file1-savedata4-support ページ9

1ページめくって、中を見る。

驚き。

その一言だった。

だって、書いてあったのが

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〜RPGの主役は我々だ！！攻略本〜

これは、乙女ゲーム×RPGのRPGの主役はwrwrdの攻略本です！

選択肢や、行動で分岐します！

好きな彼を攻略しちゃおう！！
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「は……え？えぇ？？」

口からは、そんな言葉しか出なかった。

おとめげーむ…？？……ｵﾄﾒｹﾞｰﾑ……乙女ゲーム！？

なぜ！？RPGの主役は我々だ！！って、乙女ゲームなの？！え？！

落ち着け…A…冷静になれ。何かの間違いだ

そう思い、本を1回閉じた。そして、開いた。

やっぱり、書いてあるのは"攻略本"の文字。

いや、ふざけんな。

何が、嬉しくて乙女ゲームなんか…

攻略本を閉じて、考えた。

きっと、夢だ。ウンウン。寝よう寝よう。そうしよう。

ちょうど夜になったし。

そう思い、部屋にあったベッドに入る。

きっと、起きれば私の部屋

にはならならかった。

「はぁ…時間が過ぎただけか…」

これは、ゲームの世界に来てしまった説濃厚だな…しかも、私の大の苦手の乙女ゲーム

大変なことになってしまった…

もう、いっその事開き直って楽しんじゃおうかな…なんて、思ったが首を振る。

いや、まてまてまて、ダメだろ。

いくらRPGが好きだからといっても、ここは一応乙女ゲームの世界でもある。いや、普通に帰りたい。

それに、まだ関わんないならいいよ。全然構わない。けどさ、サポートキャラってことは嫌でも関わらないといけないじゃないか。

そもそも、私は恋愛ゲーム特有の甘ったる感じが大っ嫌いなのだ。まじで共感性羞恥。

何が嬉しくて、自分の嫌いなジャンルのゲームの中に入らないといけないんだ。

私の淡い期待を返せ。そして、家にも帰せ。

自分でも何言っているか分からない。かなり、混乱しているんだと思う。

でも、ちょっと待てよ？

ゲームの世界なら、終わりがあるんじゃないか？？

もしかしたら、このゲームの終わり…エンドロールまで行ったら元の世界に帰れるかもしれない。

それまで、発狂せずに待てるか？自分の目の前でイチャコラされるんやぞ？？

いや、無理だな。と自己完結する。

こうなったら、とことん攻略本読み込んで全部回避してやる。

そう思い、サポートの書基、攻略本のページを開いた。