関西男子学園 west

夜。いざ競走。 ページ22

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夜7時頃。




立派すぎるこのグラウンド。





望「まぁ、手加減したるから笑」




うざい。



ガチでうざい。




『そりゃどーも。』





流「でもさ、ホンマに勝てへんと思うで?」





神「まぁなー…望はすごいからな。」





『そんなにすごいんですか?』





濱「中学ん時、全国のすごい奴らが集まった駅伝大会で優勝してんねん。」





『へぇ…意外。』






優勝か。




チャラチャラしてるくせになかなかやるんや。





一層、やる気でできた。





照「無理して追いつこうとして倒れたりすんなよ笑助けたらんぞ笑」





『…。』






血が騒ぐ。






あの時のお兄ちゃんみたいに。








照「え、無視やん。」←






『あんたも、びっくりして倒れても助けたらへんで。笑』





重「え、めっちゃ強気やん笑やめんのやったら今やで笑」






『誰がやめるか。こんな楽しいの。 』





望「随分、強気やな。でも、絶対負けへんからな。」






『その言葉。そのままそっくり返すわ笑』







淳「…。」








照「じゃあ、位置について。よーい、」









…パンッ‼

風→←運動会。あ、体育祭。

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