〇〇の権化？ ページ7
個性把握テストの次の日は至って普通の授業だった
とは言っても
プロヒーローの先生が授業をしている時点で普通とは言えないのかもしれないけど…
って思ってたらいつの間にか休憩時間を迎えていた
男子たちの方から
「おいおい、早々それかよ」
「やめとけってー」
なんて声が聞こえてくるから何の話をしているのかと思えば
峰田くん、という男子が女子について喋っているらしく
「〇〇の△△がー、〇〇の□□がー」
と何とも口にしづらいようなことを。
その中で
「神宿の長い髪は綺麗だよな〜…」
という声には反応せずにはいられなかった。
『ほんと！？』
と声をかけに行くと
「「悠里ちゃん！？」」
と昨日のテストで仲良くなった女子たちに
驚かれたが私は
『髪が綺麗だと言ってもらえて嬉しいです、
峰田くん！
私、髪は特別大切にしていますの！』
峰田「やっぱりそうなのかー、肌の白さと髪の黒さの対比がー…」
なんて言ってるがそこはあまり気にしないことにして…
梅雨「ｹﾛｯ 悠里ちゃん、髪には何か思い入れがあるのかしら？」
『私の個性は私に宿った神様たちを出して
つかうって形なんだけど、
宿すところが髪なの。
だから少しでも神様たちに居心地よくいてもらえるように、綺麗にしています』
お茶子「そうなんやねー
悠里ちゃんの個性は綺麗で素敵な個性やね！」
雄英に入ってからというもの、この個性でヒーローになるために、頑張りたいって何度も感じる日々を過ごしている。
――――――――――――――――――――――――――――――
どこへ行ったA組男子って言う程に出てなくて申し訳ないですね…
あとこの先の見えなさがすごい
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作者名：すみっこけこ | 作成日時：2018年8月13日 10時
