【DQ8より】私【書いてみた】 (ページ1)

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太陽の光に照らされて
キラキラと輝く葉を眺めながら
私は草原の上に寝転がっていた。

「お～い、兄貴～～！！」

太い声が木々の間をすり抜けきれず
ぶつかりながら遠くへと走って行く。

彼の名前はヤンガス。
身長は大して大きくないが
力は強いらしく
重量もあるように見受けられる。

「こんなところで油を売ってると
　すぐに日が暮れちまうでげす。
　早いとこ町に行きましょうや！
　アッシはパーッと飲み明かしたい
　気分でがすよ。
　さあ、兄貴！！」

「ああ」

ヤンガスに兄貴と呼ばれている彼は
エイト。
無口な少年。
そして、剣を扱うのが上手みたい。

私も起き上がり
エイト、ヤンガス、王様が
いるところへ駆け寄る。

私はA。
剣と短剣はまあまあ使えて
人よりも少しだけ自由に体が動かせる。
でも、私には記憶がないの。