Sphene (ページ2)

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ご飯はとっくに完成したのに、

約束の時間はとっくに過ぎているのに、

ジェシーくんの大好物を一生懸命作ったのに、

ジェシーくんからは連絡さえこない。

それからまた1時間待ってると、

ジ『ごめん！○○ちゃんの相談乗ってた😢病んじゃってて、今日は送っていくから行けない😭ごめんね』

とラインがきた。

ジェシーくんが○○ちゃんの相談に前々から乗ってるのは知ってた。

○○ちゃんは、彼氏と上手くいかなくてDVされてて、

それから何度も相談してるらしい。

何でも教えてくれるのはやましい気持ちがないからだとは知ってるけど、

けど、それでも、私には何の連絡も無く、

私は1人でこんなに待たされたのに、

○○ちゃんといたんだ。

ジェシーくんはきっと急に相談されちゃって、

そんな時に携帯なんて触らなかっただけだと、

心のどこかでは分かってるのに、

『そうなんだ！分かったよ！気にしないで☺️』

なんていい子のふりして、

何も考えてないふりをして返事をした。

1人では食べる気にならなくて、

これを見たらまた思い出しそうで、

泣きながらゴミ箱に捨てた。

何で私と付き合ってるんだろう。

きっと私より他の子の方がお似合いだし、

ジェシーくんの優しさをただ純粋に受け止めてくれる子の方が

私から見てもジェシーくんに良いと思う。

ジェシーくんもこんな心の中では嫌なことばっかり考えてる私なんて嫌だよね。

もうしんどいよ

疲れたよ