京本が恋したのは田中の幼馴染 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:37,176 hit

4 ページ4

「なら、始めますね」

そう言って、Aちゃんはサラッと、手にいっぱいついていた指輪を外した

これも俺への気遣いでしょ？

はあ、もうだめかもしれない

爪も綺麗に切り揃えてあって。綺麗な爪

大「指輪可愛いね」

そういうと、嬉しそうにポケットから指輪を出して、俺の前の机に優しく置いた

「嬉しいです！私、めちゃくちゃ気に入ってて」

大「自分で買うの？」

「それもありますけど、今着けてるのはほとんど貰い物ですね」

へーって聞きながらその指輪たちをみると、男物っぽいものも

彼氏かな、

大「ゴールドなんだ？」

「私はシルバー派なんですけど、頂くのははゴールドが多くて」

そこからは2人で話しながら、どんどんメイクがAちゃんの手によって進んでいって

Aちゃんのおかげで話も尽きる事なく、なんなら盛り上がった

てか、俺がポケカの話とか、めちゃくちゃ勇気出して、サラッとしてみたら

楽しそうに聞いてくれて！

話が止まんなくても、ずっと笑ってくれた。

それも上品なって感じじゃなくて、

ジェシーみたいな大笑い。

そんな風に笑ってくれる子はあんまりいなかったから、新鮮で楽しかったし、嬉しかった

そして、良いなって思った。

普段、メイクさんにメイクをしてもらってる時は何とも思ってなかったけど、

メイクされるってめちゃくちゃ距離が近いの！

やばい、俺顔赤くないかな？

Aちゃん、めちゃくちゃ良い匂いするんだけど！

「ちょっとこっち見るのやめれます？笑」

今は、Aちゃんが真剣な顔でシャドウ？を入れてくれてたんだけど

ずっとAちゃんの顔をガン見してたみたい

まじ恥ずい

大「ごめんね？」

「いや、大丈夫ですけど恥ずかしいです笑」

なんて少し照れるAちゃんはこれまた可愛くて

動画出る時には顔隠されちゃうから、原本貰いたいな。なんて考えてた。