短編集!!【トラゾー】

看守と7番 ページ9

8番｢あれ､リアム看守どうかしたんですか?顔色悪いですよ｣




｢7番が明日の朝処刑される事になった｣


9番｢え､どうしてですか?!｣


｢俺が刑期を延ばしていた事がバレた､お前らが救ってくれないか｣





6番｢それはいいですけど､助けるって脱獄しろってことですか？｣



｢そうでもしないと逃げれないだろ｣


8番｢でもどうやって…｣




｢この後食事をした後俺は鍵をかけるのを忘れたフリをして1度看守室に戻る､その間に奥の非常扉から出て逃げろ｣



6番｢他の看守は?｣


｢さっきのやつはもう帰った俺だけだ､服も俺ので良ければ貸す､後で7番にいつか迎えに行くと伝えろ｡俺の家がここにあるからそこで暮らせ｣





9番｢ちゃんと来れる保証はありますか｣


｢あいつがいるなら死ぬ事は出来ねぇからな｣





8番｢でもやっぱり7番さんはリアム看守が救わないと…｣



｢うるさい､とにかく飯食って早く逃げろ｣







『看守〜みなさーん冷めちゃいますよ？』




｢ほら､いけ｣

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