雪見さん家の末っ子は病弱!?3

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桃side

赤『そうしたら検査するか。真都大にぃのお膝に座ろうか。』

桃『おいでー』

抱き上げると、顔を俺の首にスリスリ。

赤『お待たせ。インフルからやるね。そのまま頭押さえてて。』

桃『了解』

赤『真都、ちょっとごめんねー』

白「ﾋﾞｸｯ…いやぁぁぁぁぁぁ！いたぁぁぁぁぁい！ﾋｸｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

桃『お手手出さないよーお顔動かさないよー真都頑張れてるね。凄いね。』



赤『よし、抜くからねーお顔動かさないよー』

白「うぇぇぇぇん…うぇぇぇぇん…」

安心した顔してるけどあと一個あるよ…(汗)

赤『よし、検査回してくるね。』

桃『1回ぎゅーしよ。大丈夫大丈夫。びっくりしたね。頑張れててびっくりした。』

白「うぇぇぇぇん…」

赤『ただいま。じゃあ、溶連菌の検査しよう。』

桃『もう1回涼にぃの方向くよー』

白「いやぁぁぁぁぁぁ！ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ」

桃『ちょ、真都。暴れないで。』

白「はなしてぇぇぇぇぇぇ！…いやぁぁぁぁぁぁ！ﾋｸｯ」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

紫『大丈夫か？』

桃『真都ー暴れないでー』

白「いやぁぁぁぁぁぁ！


ｵｴｯ…ｹﾞﾎﾞｯ…ﾊｱｯﾊｱｯ…ﾊｱｯﾊｱｯ」

紫『大丈夫だよー1回落ち着こうね。
ちょっと2人だけにしてくれない？』

紫side

白「ﾊｱｯﾊｱｯ…ｸﾞｽｯﾊｱｯﾊｱｯ」

紫『大丈夫大丈夫。怖かったなぁ。ゆっくりふぅーって息吐こう。ふぅー…ふぅー…』

白「ﾊｱｯ…ﾝｯ…ふぅー…ﾊｱｯ…ふぅー」

紫『そーそー。上手だね。落ち着くまで待つからね。大丈夫だよ。大丈夫。』



白「もう…いやっ…ｸﾞｽｯ」

紫『何が嫌？教えて欲しいな。』

白「まいと…おはなのやついやだったの。でも、だいにぃもすずにぃもグイッって…ﾊｱｯ…ｸﾞｽｯ」

紫『苦しくなるから泣くのおしまい。ね？』

白「ｺｸｯ…ｸﾞｽｯ」

紫『辰にぃのお話聞ける？』

白「できる…ｸﾞｽｯ」

紫『ありがとう。
真都が嫌だなーって思うこと分かってよかった。でも、2人とも真都に嫌なことしようとしてしたのかな？』

白「ちがう…ｸﾞｽｯ」

紫『じゃあ、なんであんなことしたのかな？』

白「まいとのことげんきにするおくすりださないといけないから…ｸﾞｽｯ」

紫『せーかい。2人ともさ、早く治してあげたいなーって思ってたからやったんだよね。』

白「ごめんしなきゃ…ﾝｯ」

紫『そうだね。じゃあ、頑張れる？』

白「ｺｸｯ」

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