寒い日には ページ3
北「おはようございまーす」
楽屋に入ると皆揃っていてジェシーが1人でふざけて笑って、ほかのメンバーは、ソファーに座ってスマホをいじっている、慎太郎を見ていた。
スマホをいじっている腕の中にメンバーのものであろう上着が全てかけられている。
樹「ちょっ、もう返してくれよ俺これから、コンビニ行ってくるから」
そう言って1度全員の上着を剥がすと中からAがでてきた。Aは慎太郎に抱きついて顔を埋めていたのを樹に視線を向け、睨みつけた
『寒いんだけど、コンビニなんてすぐそこなんだからその格好で行きなよ』
樹「あ、俺が悪い感じ?けど寒すぎるって、1枚ぐらい変わんないだろ」
『ん〜……慎太郎どうする?』
まさか自分に振られるとは思わず、んん?と驚いた表情を浮かべた彼は樹とAを交互に見たあと
慎「1枚ぐらいいいんじゃない?俺いるし」
『わかった。樹、あげるよ』
上着を樹の方にぶん投げた。樹はサンキューと言いながら楽屋を出ていった。
『布団ないと寒いね田中きらい』
と自分の知らない間に理不尽に嫌われているメンバーを皆で笑って待っていた。
大「笑ってると暖かいね」
『それ私が言おうとしたやつ』
その後コンビニから帰ってきた樹の袋の中にフルーツ大福が入っていて一瞬で慎太郎のもとから離れていった。
慎「あ、俺のAが……」
『ありがとう!樹!好き!』
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作者名:Hinako | 作成日時:2022年11月28日 10時