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廉side





あんなに楽しそうに話してたのにトイレから戻ってきた頃から様子がおかしかった。





そして逃げるように帰って行った。





俺なんかしたんかなあ...なんて考えたりするけど思い当たる節は何も無い。







少し期待を胸にスマホを見るけどそこにあったのはかなからのLINEだけ。





廉「はあ」





ため息をつきながらLINEを開く。






かな"今日は何時頃帰ってくるの?"

かな"晩ごはん何がいい?"






嫌でも頭に出てくるあの女の顔。







まだ仕事してると思ってるんやろうな。







だって、ここは俺がかなに内緒でかりているアパートやから。



ずっとかながいることに耐えられずにかりたこのアパートだけど休みの日は基本ここにいる。



でも無駄に勘が鋭いから怪しまれないように週に5日くらいはちゃんと家に帰ってる。







Aも俺の仕事を知ってるから入った時は不思議そうに部屋を見てたけど本当のことなんか言えなくて。









かといって婚約を断って行くあてもないまま一人で生きていく覚悟もない。







廉「自分かっこわる...」







こんな男を好きになんてなられへんよな。A。

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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

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