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するとそれが本人に聞こえたのか振り返った彼。




廉「なんて?」



『なんでもなーい』



廉「うそつけ」

廉「今バリバリ聞こえとったで?」



ほんと昔から耳いいよね。





炭酸のペットボトルを持って戻ってきた。



そして私の隣に腰を落とす。




思ってたより近い距離に座るから私は少し離れて座り直した。





廉「アホ」



そう言って私の腕を引く。




『アホじゃないし』



廉「さっきバカって言ったお返しや」




そう言われるとなんも言えなくなる。





廉「なんでわざわざ離れるん」



『近いんだもん』



廉「ふーん」



私の顔をニヤニヤして覗き込んでくるから顔を背ける。




廉「照れてるんやろ」



『べ、別に照れてないし』



廉「素直やないなあ」




そして私に近づいて座り直した彼。


本当に距離感バカ男だと思う。


本人に言ったら怒られるだろうから言わないけど。





廉「カラダは素直やのにな」





そしてまたバカらしい発言をする。


それに照れてしまう私もだいぶアホだな。






こうやって彼と言い合ったり彼と笑いあったりする時間が続けばいいのにな。

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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

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