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今思えばその時に再会しなければ、抜け出さなければこんな関係になることも無かったのかもしれない。





2人で抜け出したあとにまた2人でBARに行った。



こういう場所を知ってるってだけでなんか永瀬くんが遠い存在になったような気がした。



店に入ると黒髪のバーテンダーらしき人がいた。



「いらっしゃい...って廉か」



廉「久しぶり」



すると私に気づいたのか目を少し丸くさせた後また彼に視線を戻した。



「廉が女の子連れてくるとはねえ...」



廉「冗談でも狙うとかすんなよ?」





常連なんだろうなあなんて思いながらも目の前で繰り広げれる会話に入っていけずぽつんとしていると



廉「こっち」



私気づいて慣れてるかのように個室に連れていく。





こういう場所が初めてな私に彼は"カンパリオレンジ"というカクテルを注文してくれた。




そんな彼に私は『ありがと』と言った。





このカクテルに込められた意味なんて知らずに。

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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

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