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私たちの元の関係はただの同級生。





私にとっては初恋の相手。



今も好きな気持ちが完全に消えたわけではないけど。





高校を卒業して約2年がたちお酒も飲めるようになった人も増えたということで開かれた同窓会。



そこに少し遅れてきた彼はすぐに女の子たちに囲まれていた。





そしてだいぶ時間が過ぎ皆お酒がまわってきた頃に隣に座ってきた彼。



廉「久しぶりやな」



久々に見た彼は相変わらずカッコよくて幼いのに雰囲気は誰よりも大人になっていた。



『そうだね』



廉「元気やった?」



『うん、永瀬くんは?』



廉「高校に居た頃の方が元気やったなあ」



そう言った彼はどこか切なくて今にも涙が出そうな表情をしていた。





そこから私たちはずっと仕事の話とか高校時代の思い出話をしていた。





日付がまわり帰る人と二次会に参加する人とでどうするか悩んでいると



廉「この後時間ある?」



明日は幸運にも休みだし



『あるよ』



って言ったら



廉「このまま抜け出さへん?」



少し顔を赤くしてそう言ったんだ。



まるで好きな女の子を誘っているかのように。

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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

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