烏.34 ページ37
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潔子先輩と、一緒に部活に入っていない1年生を日向くんの協力も得て探して、とりあえず体育館に連れてきて顔合わせしてもらったのは良いんだけど、すごいビビってたし大丈夫かな…。
まあ、挨拶の声とか大きいし、慣れてないと怖いし仕方ないと言えば仕方ないんだけど…。
「清水、岩泉、新しいマネージャー勧誘してくれたのかァ〜!」
「うん、
「あれ、でもAが来年までいるんじゃ…?」
「あー…、私、3月から休部してたから、またそんなことがあったときに困るでしょ?」
家庭の事情で約3ヶ月ほど休部していたし、またそんなことがあって、潔子先輩が引退していたら迷惑をかけてしまう。
まあ、もうひとつ理由があると言えばあるけど。そんなことは言えないので。
だから、潔子先輩に新しいマネージャーの勧誘の話を聞いたときはすぐに賛成した。何より、可愛い後輩なら何人でも欲しい。
「なるほどな!」
「ま、とりあえずは、あんたたちバカ2人はテスト頑張れー。」
ケラケラと笑いながら田中とノヤに告げると頭を抱え出したからまた笑った。え、何そんなにやばいの?大丈夫?反応を見て思わず心配しちゃう。
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