お姫様の脱走計画 【青】

第9話 ページ11

『はぁあぁあぁあぁあ…』

何もすることがない

つまんなーい

現在午後8時

ご飯も食べたし、お風呂にも入った


寝ればいいじゃんって話だけどさ、

なんかころんさんに会いたくてなんか眠れないんだよねー



ｶﾞﾀﾞｯ

『えっ？！な、なんの音？！』

すると窓らへんから妙な音がして、


恐る恐るカーテンを開けてみると

ころん「やっほー」


今会いたい人物ランキング圧倒的1位のころんさんが目の前にいた。


しかも窓に張り付いていた


ころん「しー」

『ｺｸｯ』

あの話長い会長さんだったらすぐに通報してただろう

でもころんさんだから開けてやろうじゃないか


ころん「ありがとー」

『は、は、はい』


ころん「何でそんな固まってるのww？」

『だ、だってそもそも人が窓から入ってきたんですよ？』

ゆ、夢じゃないよね、、現実だよ、、ね



ころん「ごめんねw？でもなんかめっちゃ会いたくてお話したくてさぁw」

『え？！私もなんですよ！wでも窓から入ってくるって異常人ですよw』

ころん「僕バカだもん」


やっぱりころんさんとの話はおもしろい


すると


伊織「ﾄｺﾄｺ」

伊織の足音が聞こえた。

なんかもうめっちゃ昔から一緒だからさ？分かるんだよねw


『やや、ヤバい！伊織がくる！』

ころん「今なんて？」

『バレる！！』

ころんさん、いや他人がここにいるとバレたら大事だよ


『か、隠れてください！』

ころん「ど、どこにw？」

えど、ど、どうしよう


そこらへんのクローゼット…下着見られんのはずい

ベッドの下…バレるだろ

『ベッドの中とかですか？』

ころん「え一緒に入るってこと？！」

『…はい』

驚いていらっしゃるご様子のころんさん

私も焦ってます


ｺﾝｺﾝ

『ヤバい！ころんさん入ってください！刑務所に入れられるよりはマシです！(ｺｿｯ』

ころん「おけっ」
ーー

伊織「あれ。もう寝ちゃった」

『んぁ？起こすなよ伊織ぃーぶっ飛ばすぞ』

伊織「すみません。では私はこれで失礼致します」


私のザ・神演技で伊織を追い払う


でも

『っ///』

ころん「///」

男の人とベッドの中に2人きり。




照れる




私は布団をガバッと持ち上げ脱走する


『ドキドキした〜』

ころん「僕もぉ〜///」

ーーー
午後10:00

ころん「あ！もうこんな時間だ」

『…帰らないとですね』

ワイワイしゃべっていたらもうみんな寝る時間だ

ころん「じゃあまた今度！バイバイ」

『バイバイ！』

こんな日もいいかもしれない

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