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you side
「樹...？」
彼の名を呼ぶ声に思わず足を止めたのは私。
「A、どした？
...って、なんだよ茉里かよ。」
茉「え！やっぱり樹じゃん久しぶり！！」
「あー、うん。久しぶり。」
樹くんを見つけて嬉しそうな女性と、
私を横目に歯切れの悪い受け答えをする樹くん。
対照的な雰囲気が2人の過去の関係性を物語る。
茉「樹、最近クラブ来ないからみんな寂しがってるんだけど〜？？」
「あーね、まぁ俺もうそう言うのやめたから」
そう言って樹くんは、
要らないこと言うんじゃねぇ。とでも言いたいかのような鋭い視線を彼女に向けた。
茉「え、ほんとにやめちゃったの〜？
あんなに、色んな女とヤ りまくってたのに？」
「もうほんとお前うるさい、ちょっと黙って」
A行こ。
そう言っていつのまにか解けていた手を握りなおした。
茉「ねぇ！！その子なの？樹を変えたのって
...！」
茉「前まで、彼女出来たって来てたじゃん！
そんなガキみたいな子に何を心奪われてんの？？」
「お前さ。
黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがって。いい加減にしろよ？」
彼女の言葉に反論するように、樹くんは手を離し彼女に詰め寄った。
"ガキみたい"
耳に届いたあまりにも冷たい言葉が胸を引き裂く。
分かってたけど、周りから見たら少しの年の差だって.........
『樹くん。
私、用事思い出したから帰るね、！』
樹くんを取り巻く周りの皆さんは優しくて、あったかくて....
だから忘れてたの。
樹くんだって最初から言ってたじゃん。
ガキには興味ないって。
「ちょ、A、！！！」
茉「待ってよ樹！」
後ろからは私を呼ぶ声と、樹くんを呼ぶ彼女の声が重なって聞こえてきた。
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ケン(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めちゃくちゃ面白かったです！更新ずっと楽しみにしてました！改めて読み返したいなと思いますっ！これからもミナさんのペースで頑張ってください！ (2020年4月14日 0時) (
レス) id: cc4dc4bf2c (このIDを非表示/違反報告)
なじゅ - 続きが楽しみすぎて、わくわくしてます！更新待ってます♪ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 15ed7e2a70 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - 私もラフスト行きました!!姫林檎ではじゅりがこーちにシェイカー教えてもらってたけど現実ではこーちがじゅりにマラカス教わってましたね(笑) (2019年11月5日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - つくもさん» 分かります。めっちゃ尊い... (2019年11月3日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - 今の展開好き... (2019年10月20日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年9月26日 20時
