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『お言葉ですが。
こんな小さな子をこんな所に放ってどこに行っていらしたんですか？』
しん母「は？あんたに関係ある？」
『....あります。
私が思い描いていた夢の国に、泣いてる子供なんてそぐわないから。』
「何言ってんの？
意味わかんないこと言わないでもらえる？」
『母親にとっては自分が一番大切なのかもしれないですけど、
....そんなあんたの身勝手な都合に子供を巻き込まないで！！！！』
小さい頃から、母親との間に蟠りがあったAだからこそ言える言葉。
しん母「っ、余計なお世話よ！
慎吾、行くわよ」
なんて、そんなAの想いは目の前のババアには全く伝わらなかったみたいだけど。
しん「Aちゃん、樹くん！またね！」
慎吾くんには少なからず伝わったようだから。
・
『っあ〜！！腹立つ！！』
母親に半ば引きずられるように後を去った慎吾くん。
その背中に、Aが思わず毒を吐く。
「かっこよかったよ、A」
これはマジで。
俺が相手になってたらもっと大事になってた気がするから。
『しんちゃん、いい男になると思う、絶対』
なんてどこまでお人好しなんだか。
「うん、俺の次にな」
そう言うと、
なにそれ笑 って言ってようやく笑顔を見せた。
・
「俺さ、子供はたくさん欲しいのね」
『なに、いきなり笑』
体力的にもプーさんを1から並ぶ元気はないから、
白雪姫のアトラクションにでも行こうかと歩き出してる途中。
ふと思ったことが口を飛び出す。
「Aとの子供可愛いんだろうなぁ..」
『なっ、！』
『っでも、私子供のお世話とかできないし...
そもそも母親がどんな存在かわかんない...
さっきの人みたいに酷い扱いしちゃうかもだよ、』
「なに言ってんの？
優佳さんからたくさんの愛情貰ったくせに。」
「それに、さっきのAすっげぇ様になってたよ。
俺、こんな奥さんが欲しいって思ったもん」
なんて真面目に返すしたのに、
Aまたまたぁ！って笑い飛ばした。
....わりと俺は本気だったんだけどな。
まぁ今は、なんでもいいや。
さて、ちょっと予定が狂ったけど最後まで思いっきり遊びまくるか。
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ケン(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めちゃくちゃ面白かったです！更新ずっと楽しみにしてました！改めて読み返したいなと思いますっ！これからもミナさんのペースで頑張ってください！ (2020年4月14日 0時) (
レス) id: cc4dc4bf2c (このIDを非表示/違反報告)
なじゅ - 続きが楽しみすぎて、わくわくしてます！更新待ってます♪ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 15ed7e2a70 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - 私もラフスト行きました!!姫林檎ではじゅりがこーちにシェイカー教えてもらってたけど現実ではこーちがじゅりにマラカス教わってましたね(笑) (2019年11月5日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - つくもさん» 分かります。めっちゃ尊い... (2019年11月3日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - 今の展開好き... (2019年10月20日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年9月26日 20時
