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「っし、分かった。
けど、どうやって探すわけ？」
俺がそう言うと、Aは安心したように胸を撫で下ろした。
けど、すぐに顔をしかめて悩み出した。
『うーん、そうだなぁ、
下手に動かない方がいいのはもちろんそうだよね。』
「待ってろって言われたんだもんな」
『しんちゃん、ママどこ行くとか言ってた？』
しん「んとね、ママたちプカプカしに行ったんだと思うよ、？」
『プカプカ、？』
プカプカ....？
「あぁ、タバコ？」
『なるほど、タバコか！』
ならまぁ、
「そんな遅くはならねぇんじゃない？」
喫煙所に子供を連れて行けないのはわかるけど、こんな所にほっぽりだす思考回路が俺には理解できねぇや。
『にしては遅い気もするけど、』
「確かに」
普通は焦ってもいいはずの状況なのに、Aはチュロスでも食べよ〜！なんてすっげぇ呑気。
なんか問題に巻き込まれたりしたらどうすんだよ....
でも、子供にはAみたいなタイプが合ってるのか慎吾くんは俺が買ってきたチュロスを幸せそうに頬張った。
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「慎吾...？」
きっと30分、いやそれ以上？してから慎吾くんの母親らしき集団が現れた。
慎吾くんと楽しそうにしている俺たちを怪訝そうに見つめる。
なんだよ、その手に持ってるお土産の袋は。
しん「ママ、！
あのね、Aちゃんがね！
お菓子くれたんだよ！」
お母さんの存在に気づいた慎吾くんは母親の元へと駆け寄り、嬉しそうにAのことを口にした。
すると、ただでさえ性格の悪そうな母親の顔が鬼の形相へとパワーアップ。
しん母「あんたたちいったいどういうつもり？
人の子供に勝手に食べ物を与えるなんて！
どんな神経してるのよ！！！」
俺たちに向かって感情のままに怒鳴りつけた。
なんだよ、その態度。
こっちは、せっかくのデートの時間を割いてまでお前の子供に.....
と言い返そうとした俺の前にAが静かに立ちはだかる。
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ケン(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めちゃくちゃ面白かったです！更新ずっと楽しみにしてました！改めて読み返したいなと思いますっ！これからもミナさんのペースで頑張ってください！ (2020年4月14日 0時) (
レス) id: cc4dc4bf2c (このIDを非表示/違反報告)
なじゅ - 続きが楽しみすぎて、わくわくしてます！更新待ってます♪ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 15ed7e2a70 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - 私もラフスト行きました!!姫林檎ではじゅりがこーちにシェイカー教えてもらってたけど現実ではこーちがじゅりにマラカス教わってましたね(笑) (2019年11月5日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - つくもさん» 分かります。めっちゃ尊い... (2019年11月3日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - 今の展開好き... (2019年10月20日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年9月26日 20時
