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chapter1-2 ページ23

-in コテージ-


知恵袋「集合時間通り、全員もう起きてるね。」

虹上「起きてるっていうか…僕は起こされただけですが…。」

歌舞夜「虹上がなかなか起きないからでしょ。一体何時間寝るつもりだったのよ。」

虹上「何ですか!?昨日は寝つきが悪かっただけですよ!いろんなことがありすぎて全然眠れなくて…」

真行路日「まあ、気持ちはわからなくはないけどね。
錮弔は倒れるし、空は刺されちゃうし。」

讀賣「それで、その倒れた人がなんで朝一番に調査に行ってたんだ?」

『それについてなのだが…』
知恵袋「調査報告は後に時間を取るから、今は今後の方針を決めていかないと。でしょ、月下ちゃん。」

『うむ、知恵…雪花嬢がそう言うのならば。』

河西「そ、そうですね。先に俺たちがするべきことを明白にしましょう。」

響「するべきことって…この島からの脱出でしょ?それ以外ないよ。」

前田「脱出って言っても、僕たちは何の手がかりも持ってないし…」

加賀鈴「正直言って、今の状況で脱出だなんて不可能だろうね!」

幕之内「だが、何もしない訳にはいかないだろ?」

知恵袋「そう、だから私はこの島の調査をしようと思う。
いくら三王寺が魔法を使えるからって、完全に情報を消し去ることは不可能。きっと島やモノクルーズに手がかりが残ってると思うんだ。」

奏「確かに、どうやらあの船ももう解放されているらしいので、調査してみるのも良いと思います。」

光目「なら決まりね。早く調査を始めましょう。」

知恵袋「とりあえず、12:00にモノクルーズにある食堂で報告会を開くから。それまではみんな、無理せず調査してみてほしい。」



そうして、私たちは各々で調査をすることになった。
まだ一つ目の島だし、調査しても何も発見できないだろうけど、だからといってサボってもすることがない。虹上だったら、絵を描いたりしていくらでも時間を潰せただろうけど、あいにく私には取って付けたような才能しかないし、趣味もない。
おとなしくここの調査でもしていよう。



『おや…加賀鈴君、君もここの調査なりや?』

加賀鈴「錮弔じゃないか!残念ながら僕は調査ではなく散歩中だよ。
ただ、君が望むなら手伝うことぐらいならするよ。」


加賀鈴と過ごそうか…?

→はい
 いいえ


『ふむ…ならば頼もうか。
あいにく、我ばかりには手掛かりは見つからまじければ。』

加賀鈴「ああ!僕を頼ってくれるだなんて嬉しいよ!」



加賀鈴と調査をして過ごした。

親密度イベント1:加賀鈴有理→←.



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作者名:トランスウォランス | 作成日時:2024年2月6日 0時

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