【胡蝶の夢を見ゆ。】SDRA2 (ページ18)

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親密度イベント1 : 知恵袋雪花ページ18

新密度イベント1:知恵袋雪花

｢へえ、見たかったのって朝日だったんだ。綺麗だね。｣

『うむ。美しき。
だが、それだけではあらぬ。
日の出から、この島の大まかな位置が特定出来るかもしれぬや。』

｢そっか！…でも、あれって他の場所の日の出の時刻もわからないとじゃない？｣

『出来ぬことはせぬ。京都の卯月…平均日の出時刻は5:00頃なり。
明らかに遅きゆえ、それよりも緯度は低き。
…だが、沖縄の時刻も6:00頃。
6:24というのは明らかに遅きゆえ…。』

｢えっ!?そ、それって、ここは日本じゃないかもってこと？｣

『その可能性が高し。
…あるいは、我らが全員記憶を忘れ、今は秋なのやも知れぬ。』

｢集団記憶喪失…それなら、ここに来るまでの記憶がないのは説明出来るけど…考えられないな。今の技術で可能だなんて…。｣

『…今は外国にいると考えようぞ。どちらにしろ、出る努力はせねばなるまい。』

｢そうだね。お姉さんも頑張らないと！｣

『うむ、その意気である。知恵袋嬢。』

｢そんなに固くならなくてもいいよ。呼び捨てとか、下の名前で呼んで。クラスメイトなんだからさ。｣

『ならば、

→知恵袋…
　雪花嬢…
　お姉ちゃん…』