1章:狼ゲーム4 ページ6
とりあえずで部屋を出ると、そこはリビングになっていた。ピンクすぎない?目が痛くなりそう。
話は聞き流していたが、どうやら本編と同じようにペアで探索する流れになってるかな。タケオさん疑われてるし。
ユウト君と探索したいところだけど、ここはショウマさんとにしときたいんだよね。理由はまあ、好感度上げるためかな。信用してもらうためには、まずは話さないとだし。Aさんはなかなかに美形だから、ショウマさんもいやとは言わないと思うんだよね。
アオリ「別に遠慮してなんてしてないわ…。
それに…あなたが狼かもしれないでしょう?」
ショウマ「いやだなぁ…。
俺が狼だったとしても、女性は殺さないから安心して♪︎
俺は男しか殺さないから…。」
タケオ「おい…ふざけるのもいい加減に…」
『じゃあ僕と探索しません♪︎ショウマさん?』
ショウマ「…、
…いいよ、Aちゃん。」
何の間だ?
あれ?私何かしたっけ。無口すぎて警戒された?それとも素直に命令に従ったから?
…同じ年齢、いや、まさか、まさかね。
…僕とショウマ君が同じクラス…しかも中3というピンポイントなときになるなんて、ね?
???
今、何かおかしくなかったか?
もしかして、脳は記憶を覚えているのか?なら、主語や言動が元の私と変わることに説明がつく。でも、なら何で今"ショウマ君"って。まるで知り合いみたいに。
まさか、Aさんはきっと同年代の男性を君で呼んでるだけ。そう、だよね。
その後もペアは決まっていき、担当も1組が1〜2部屋ずつときまった。
そして、私達は1階のシャワールームを探索することになった。
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作者名:トランスウォランス | 作成日時:2023年10月2日 21時