アイアムエコヒイキ!!/第１章/【狼ゲームアナザー】 (ページ36)

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誰かの会話2【アナザーエピソード】ページ36

…どうやら、Aさんとタケオさんの会話のようだ。

1.父親
『その指輪…タケオさんってご結婚されてるんですね。』

タケオ「ん？ああ。娘も一人いるぞ。」

『…そう、なんですね。家族…か。』

タケオ「自慢の嫁と娘だ。本当にかわいくてしょうがねぇよ。」

『そっか…タケオさんも父親なんですね。なんか以外です。
警察官と聞いていたので、ドラマみたいにてっきり仕事一筋かと…。』

タケオ「ドラマと現実はちげぇよ。俺の同僚にもいろんなやつがいるしな。
全員が全員、仕事一筋ってやつばっかりじゃねぇさ。
家族か仕事…大切なのはやっぱり家族だろ。」

『…良いお父さんなんですね。』

タケオ「ああ、家族も心配してるだろうし、絶対こんなところから脱出しねぇとな。」

『そうですね。お互い頑張りましょう。
(…僕のお父さんも、こんな人ならよかったのに。)』

2.仕事熱心
『見張りお疲れ様です。良ければ代わりましょうか？』

タケオ「いや、これは俺の仕事だしな。
サトルさんがいない今、あんた一人をここにおいていくわけにはいかねぇよ。」

『以外と仕事熱心？』

タケオ「以外とはなんだ…俺だってやるときはちゃんとやるっての。」

『それはやらない人がいうセリフでは…。
まあ、タケオさんが言うと説得力がありますが。』

タケオ「なら問題ないだろ。あんたの方が少しは休んだらどうだ？」

『いえ、サトルさんが戻るまで見張りを一人にするわけにはいきませんから。』

タケオ「お互いに仕事熱心ってことだな。」

『そう…ですかね。当然のことだと思いますよ？
タケオさんが襲われたら困りますし。』

タケオ「(俺が武器を盗むとは考えないのか…)」