1章:狼ゲーム31 ページ33
メリー「お見事!正解です!
みなさんの推理通り小島タケオが狼でした!
彼は体調不良を理由に武器庫の見張りを抜け出し、ちょうどシャワーを浴びようとしていた高山マキの首を絞めて殺害。しかし、そこで物音に気付いた新村コウがシャワールームに近づいてきたため、小島タケオは新村コウを気絶させ、高山マキの遺体に刺し傷をつくり、新村コウの身体に返り血をつけて罪をなすりつけようとした。そして、死因が絞殺とバレないように、遺体をお風呂に入れて、刺殺されたと見せかけるため偽装工作をした。
これが今回の殺害の全容ですね…。」
コウ「ふん…俺に罪をなすりつけるなんて、無謀なことをしたのが運のつきだったな。」
タクヤ「タケオさん、ガチで処刑されちゃったんだろ…?」
アオリ「これは…私たちが殺したようなものかも…。」
チエ「で、でも…あの人もマキさんを殺してたわけですし…自業自得では…?」
オサム「どちらにせよ、もう後戻りはできませんね…。」
…これは、私が殺したようなものだ。事件が起きたときから、もう後戻りはできない。
でも、これでいいんだ。僕は救える人だけでも救わなきゃ。それが"正義"…でしょ?
ユキナリ「とにかく、俺たちの推理は正しかった。
ということは…脱出の扉が開くんだよね?」
ウルフ「その通りだ。
狼の処刑に成功したため、脱出の扉が開く。」
メリー「それでは行きますよ!オープンザ!ドア!」
ユキナリ「!?こ、ここは…。」
【裁判報酬】
·死人の入ったボイスレコーダー
·使いかけのタバコ箱
1章:狼ゲーム32【あとがき】→←1章:狼ゲーム30【処刑パート】
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トランスウォランス | 作成日時:2023年10月2日 21時