検索窓
今日:9 hit、昨日:5 hit、合計:1,780 hit

1章:狼ゲーム27 ページ29

タクヤ「お、おいお前…!"間抜け"とか"金髪ノッポ"とかさっきからイラつくな…!」

ユウト「別にいいじゃん…。
証明してあげたんだから、もっと感謝してよね…。」

タクヤ「お前じゃなくても、Aが既に証明してただろ…!」

ミサキ「ま、まあまあ…落ち着いてや…。
ということは…タクヤさんもアリバイはあったということやね…。」

アオリ「じゃあ、残るは…タケオさんね…。」

チエ「それなら、タケオさんは武器庫にいたはずです…。
昨日は、タケオさんとサトルさんが武器庫の見張りをしてくれていたので…。」

タケオ「ああ、そうだ。
俺たちはずっと武器庫の見張りをしていた…。」

ショウマ「じゃあ、タケオさんにもアリバイがあるのか…。」

チエ「えぇ…!?
と、ということは指輪をつけている人、全員にアリバイがあるじゃないですか…!」

ショウマ「ってことは…。指輪をつけたやつが犯人だってのは、見当はずれだったのか?」

『みなさん…ピュアすぎません?』

リンタロウ「うん、もしかしたら三人の中の誰かが嘘をついているかもしれないよね〜。」

タケオ「な、なんで俺をみるんだよ!」

リンタロウ「別に何も見てないよ〜♪︎
ふふ…でも、そんなに焦るだなんて、なんか怪しいな〜。」

タケオ「い、いい加減にしろ!
俺には"武器庫の警備をしてた"っていう、アリバイがあるって言ってるだろ!」

『本当に?
この犯行なら最短20分程度で終わりますよね。
トイレにいくとか適当言って、警備から抜け出した時間があるのでは?』

ユキナリ「っ!そういえば…。
タケオさんが夜、武器庫を離れたって聞いたんですけど?」

タケオ「!?そ、それは…。」

オサム「あれ…?そういえば、タケオさん…。
昨夜…少しの間、武器庫から居なくなっていましたよね?」

タケオ「ぐっ…!?」

リンタロウ「オサムさん、どういうこと?」

オサム「昨夜、私は見張りをしている二人の様子を確認しようと、武器庫に行ったんですが…。
そのときにタケオさんだけが居なくて、サトルさん一人だったんです。」

コウ「それは本当か?」

オサム「えぇ…間違いありません…。」

サトル「そういえばタケオさんが"体調が悪い"って言って、武器庫を出ていった時間があったぞ…。
30分ぐらい帰ってこなかったような…。」

『その時間、アリバイを証明できる人は?』

タケオ「なっ…!?え、えっと…、」

『…チェックメイト、ですか…。』

1章:狼ゲーム28→←1章:狼ゲーム26



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:狼ゲームアナザー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トランスウォランス | 作成日時:2023年10月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。