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2章:哀悼を捧げる6 ページ7

コウ「…アオリさん、あんた本当にカウンセラーか?
人の心に勝手に踏み入るってことが、どういう結末になるか…
いや、このゲームでは有用か。カウンセラーかは怪しいがな。」

アオリ「本当にカウンセラーよ。身分を偽る必要もないでしょう?」

『ま、まあまあ…落ち着いて…。
そんな不毛なことよりも、早くこのゲームの真相を見つけましょう!』

コウ「…そうだな。」


そう言ってコウさんはスタスタと教室を出ていってしまった。…あれ、私を守ってくれる約束では!?


『い、いっちゃった…』

アオリ「…ねぇ、Aさん。少し話がしたいのだけれど。
誰にも聞かれたくないから、17時に遺体安置室に来てくれないかしら。」

『…え?』


こ、これは…オサムさんではなく、私の方に提案してきた!?なんだこの展開!?
うーん、どうなんだろう?これもしかしなくても死人か変わるんじゃ…。ど、どうしよう…ここで断ったら不自然だろうし。


『…わかりました。17時ですね。』

アオリ「ありがとう。これは他言無用でお願いね。」

『え、ええ。もちろんです。』


一旦状況を整理したくて、私は教室を出て一人図書室に来ていた。
どうすんだこれ!?未来変わっちゃったよ…。マジでどうしよう。リアルで頭抱えることになるとは…。
いやまて。アオリさんは凄く有能。だから味方に付けられるのは凄く心強い。
そして!オサムさんがアオリさんを殺したタイミングは、ユキナリ君によって皆警戒してくれたから、複数人で行動してくれている!つまり殺人は起こらない!完璧だ!
何も心配する必要はなかったんだな。グッパイオサムさん。…いや、人殺さなかったら外出られるのか。計らずも最適な行動をしたんだね。ヨシッ!
今の時刻は14時だ。裁判前にティータイムをしたから、お腹は空いていない。
そういえば、一応の自衛手段としてナイフを持っているし、使えるように知識だけでも欲しいな。
私は、何でも揃ってると噂の図書室で、自衛手段が載っていふ本を読むことにした。

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作者名:トランスウォランス | 作成日時:2023年10月15日 0時

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