正夢、３ ページ14
トド松side
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
インターフォンがなってしばらくすると
松代｢ニート6、お客さんよ｣
そんな声が聞こえた
だから、テキトーに返事をする
ト｢トト子ちゃん？｣
松代｢違うわ、琥珀さん、だって｣
ト｢え、こ、琥珀...？！｣
それを聞いて、僕は玄関に走った
...琥珀さん、
僕達、A、あともう1人の能力者だ
そして、...あの人のせいでAが
"死にかけた"。
兄弟が酷い目にあった
...恨むことしかない
そんな人が、
今更になってノコノコと現れて何のつもりだ
体が熱くなるのが分かった
琥｢...トド松、君かな｣
あぁ、この人...
ト｢要は何ですか？顔みたくないので帰ってくださいよ 琥｢Aちゃんの行方知りたくないの？｣ っ?!｣
ト｢...どういう事、ですか｣
琥｢私は、弱井に協力ていた、いや弱井っていうより、Sinaね｣
ト｢Sina...｣
琥｢姉の本名。Sina、悪質で有名な研究者。躊躇いもなく人を殺すようなやつ
...あの、ね、こんな事信じてもらえるか分からない。でも、話したいの、聞いてもらえる？｣
そう聞かれた、Aの行方...疑問がいっぱいある。
...聞くしか、ないよね
ト｢わかりまし、た...｣
そう言うと安心したように微笑んで
ありがとうという。
細められた目がAみたいに綺麗だった
琥｢...私は、Sinaの様に能力の研究をしていたり、あなた達に恨みがあったりするわけでも、Aちゃんの親の事件にも関与してない。｣
ト｢っ、じゃあ何であんなっ！｣
琥珀さんの言葉に戸惑う
琥｢仕方なかったの...こんな事、許されることじゃないのは分かってる。でも、そうしないと家族の命が危なかったっ｣
ト｢...｣
琥珀さんの目から涙が零れていた
留まることなく
拭うこともなく淡々と話し続ける
家族の命のためにこの人は...
琥｢家族が...あなた達がひどい目にあうなら、こんな力...ほしくなかっ、た、｣
僕も何度も考えた
...この力がなかったら
こんな事起きなかったのに
ト｢...家族の為、僕もそうです。だから、あなたのことは許せません。｣
僕も泣いている
家族のために、琥珀さんの気持ちが分かるから
琥珀さんを責めるのは間違いだと思った
許せない、でも僕が琥珀さんなら、
琥珀さんと同じ選択をするはずだ
そう思うと
今までの琥珀への恨みが少しだけ消えた
...行方、...Aは生きているんだ...
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
だれかー文才くれー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありさ(プロフ) - すごく面白いです!!!続きが気になります!!!もし見ていたら 続きをお願いします!!! (2019年6月4日 21時) (
レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
癒秘松(プロフ) - 面白いです！頑張ってください。 (2017年12月22日 13時) (レス) id: 181fd6f9fc (このIDを非表示/違反報告)
波瑠末(プロフ) - たおるどおぞおぉぉお((( (2017年11月23日 19時) (レス) id: abd986154f (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - ヤバイ目が目がぁぁぁぁ！明日はれる！ (2017年9月9日 15時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
波瑠末(プロフ) - ふぅてですが、アカウントが色々あって波瑠末になります (2017年7月27日 23時) (レス) id: abd986154f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぅて x他1人 | 作成日時：2017年6月26日 6時
