QuizKnock新ライターはこんな人2

54話 ページ7

ymmt side


山「…！！」


僕は思わずもう片方の手で顔を隠した


本人は既にすやすやと眠りについている

さっきよりも安心したような顔に見えるのは僕がそう思いたいからだろうか。


この2分後に戻ってこない僕の様子を覗きにきた
こうちゃんに真っ赤な顔になっている写真を撮られ、羨ましがられた。


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kwkm side


川「ふぅ…」


校閲に思ったより時間がかかってしまっている

いつもは山森さんとかこうちゃんと割り振って仕事を終わらせる所なんだけど、こうちゃんは今は学業の方が忙しくて休んでいる

それに加えて今は記事がたまり気味なのだ

いっきにあがってきたから人手が足りない


「川上さん他の記事回してもらえますか？」

川「ありがとう助かる。」


それでもなんとか回ってるのはAの仕事がはやいおかげだ。

もう既に今送った記事の校閲をすすめている。

しかも他の仕事もどんどんこなしてるのだから、本当に年下とは思えない。


川「とりあえずこんな感じでいいかな」

彩「そうだね、これだけ終わらせられればいい感じかな！とりあえずおつかれ〜！笑」

川「お疲れ様です」


とりあえず山は乗り越えたし、Aの元へ向かう


川「A助かった、ありがとう」

「いえいえ笑これくらいどうってことないですよ笑それより川上さんこれどうぞ！笑」


そうやって小さなクッキーを渡してくれた


「頭使ったら甘いものです！笑ここの美味しいので是非笑」

川「ありがとう笑」

「はい！それじゃあ私次の仕事もらってきます！笑」


そうやってまた他の人の元へ向かうA


相変わらず仕事人間すぎて今度こそ倒れてしまうんじゃないかと心配になる

本人曰くこれが幸せらしいから、俺らも止められないんだけど、あんまり無理しすぎないでほしい


川「…今度クッキーでも買いに行くかな…」


なんでぼそっと呟いた


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izw side


今日はQuizKnockメンバーと田村でオフィスで飲み会
未成年達は今日は先に帰らせた

遅くなる気がしたしね笑


田「そういえばずっと気になってた事があるんだけど」

須「なんかあった？」


ニヤニヤしている田村に須貝さんが答える


田「Aの事、好きになっちゃった人、いないの？笑」


急に爆弾を落としやがった
チラッと他のメンバーの顔を伺う

固まっている人、目を逸らす人、ぼーっとしている人…

反応は人それぞれだが、
自覚してる人も多いように見える

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