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30話 ページ31

izw side


やっと仕事が終わり背もたれに倒れ込む

キッチンからだろうか
部屋にいい香りがしてきてお腹が空いてくる

そのおかげでだいぶ時間が経っていたことに気付いた


匂いのする方に進んでいけば、
髪をまとめたAの姿が見える

こっからでもわかるくらい手際がいいのがわかる


「あ、見てたんですね笑お疲れ様です」


いつもの仕事モードとは違って笑顔を見せるA

田村から、慣れて心を許してくると本当に色々な表情をみせてくれるようになるって聞いていたし、

こうやって前より
笑顔が見れるようになったことに嬉しく感じる


伊「いい匂いしたからきてみた笑なに作ってるの?」

ふ「年越し蕎麦だって〜笑」


どこからきたのか
ふくらさんが後ろから声をかけてきた


「簡単なものしか作れないですけど笑どうせなら年末っぽくしたいですし笑」

「おつまみになるような物も少し作りますね笑」

伊「まじ!笑」

「兄には好評だったのでお酒には合うと思うんですけど笑」


話しながらもどんどん手を動かしていくA


ふ「何か手伝う?」

「じゃあそっちのスペース開けて、机拭いてもらえますか?もうすぐできるので笑」

ふ「わかったー笑」

伊「俺も手伝う〜」


こうして3人の年越し飲み会?が始まった









you side


とりあえず全部出来上がった


「できました」

ふ「美味しそう〜!」

伊「腹減った笑」

ふ「伊沢なに飲む〜?」

伊「えーどれにしよっかなー」


私はまだお酒は飲めないから買ってきたお茶をだす
早く皆さんとお酒を飲みたいな笑


ふ「じゃあ早速乾杯しよっか笑伊沢よろしく笑」

伊「えー、1年お疲れ様でした!ふくらさんは今年も本当にありがとう!Aは入ってきてくれてありがとう!2人ともこれからもよろしく!乾杯!」

2「かんぱーい!」

伊「さけうま!」

ふ「あはは笑」

伊「蕎麦食べたい蕎麦」

「是非召し上がってください笑」

伊「うまーーーー!」

「よかった笑ふくらさんもその野菜だけ挑戦してみてくださいね笑」

ふ「ええええ〜笑わかったよ〜笑」

ふ「…こっちはまぁ食べれるかも笑ほうれん草のほうは苦くてやだ笑」

「あ〜笑一個ダメだった笑」

伊「ふくらさんが何か野菜食べれるだけ凄いから笑」

「それはたしかに笑」

ふ「Aが作ってくれたの全部美味しい笑」

伊「ほんとに笑まじでうまい笑」


美味しそうに食べてくれる2人に嬉しくなる
がんばって作ったかいがあった笑

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作者名:向日葵 | 作成日時:2020年6月30日 0時

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